「苦手」はACT(認知行動療法)で消える!?
嫌いな人を思い浮かべたら、自動的に、心をシャットアウトして、「あ~嫌だ嫌だ」と嫌悪のみで反応することがあります。学校でも職場でも、その人の事を考えると、嫌で嫌でしょうがない。会いたくないし、顔も見たくない!「ああ、これ以上、考えるのはムダ」と回避する。でも、しばらくすると、また思い浮かんできてイライライライラ・・・実は、こういうときこそ、心が「嫌な人」に囚われた混乱した状態です。では、どうすればよいのか?マインドフルネスのACT(acceptance and commitment therapy)では、「認知的ディフュージョン」という技を使い、反応のレパートリーを増やします。例えば、「大嫌いな人」だとか、「うざい」という考えをストップします。次に、なにが嫌いなのかを具体化していきます。そして、「あれは許せないけど、いいところもある」とか「ちょっと自分が考えすぎてるんじゃないか」とか、自分の認知反応のレパートリーを増やしていきます。その人を「嫌いな人間に仕立て上げている」のは自分です。その閉じた心を開いて、受容的な姿勢を作り出せれば、楽になれるという方法です。閉じた心を開くにはどうすればいいのか?それは、物事の本質を知ることです。嫌いな出来事は、蚊に刺 されたと思ってください。蚊に刺されたら、掻けば掻くほど、痒みは広がります。むしろ、そのまま放っておく。そのうち、自然に痒みは消えている。どんなにかゆくても、時間がたてば、かゆみは自然となくなる。その本質を知ると、生きることが少しだけ、楽になります。