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ゆのグ

日記・文章の練習。人に見せる気全く無し。

もう公開も終わりだし、ちょっとネタバレ気味に。

思ったよりも本格的なSFだった。ハリウッドらしく親子愛が重要な位置を占めていて、エンタメ要素もそこそこあるけども、物理学・SF用語に殆ど説明がない。また、導入部がかなりの端折りっぷりで、ある程度脳内補完しないとついていけない。これ他の人楽しめてるのかなぁと思いつつ見ていたら、案の定隣からはため息。開始2時間位で「これいつ終わんの?」という呟き。その五分後に退場なされた。灯りが点いた後でも、首を捻りながら席を立つ人がちらほら。SF耐性ないと辛かろう。カップルで行った方は御愁傷様。
とはいえ、ガチガチのSFかといえばそうでもない。五次元目が愛だとか、ブラックホールの中が結構居心地良さそうだったりとか、ファンタジック。
話の核は父の愛で娘の部屋に次元が繋がり、送ったブラックホールの情報から娘が統一理論を完成させてワームホールが作れるようになり…という所なのだろうが、五次元目が愛ということは、愛情すらも論理的に解剖され理論に組み込まれたということか。少し淋しい話だ。
映像はイマイチ。ワームホール・ブラックホール内とか、どうなるのかかなり期待していたのだが、ちょっとチープ。2001のスターゲートをより現実らしくした感じ。宇宙空間や他の惑星も、あまりインパクトがない。まぁ人間が暮らせる星が前提だから当たり前といえばそうなのだが。

ストーリー上で疑問符のつく所が少なからずあるが、一番引っかかるのは娘が畑を焼いたシーン。土地に囚われる兄を無理にも連れ出す為にやった事なのだろうか?見過ごしか読み取れていないのか、よく分からなかった。
全体として面白く、楽しめたが、でももう一度見たいかと言われると…三時間に見合うものがない。

「2001を超えた」という人が少なからずいるようだが、まだまだ。