スマイルプリキュアについて | ゆのグ

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日記・文章の練習。人に見せる気全く無し。

最終話まで。

バッドエンドプリキュア。5の映画・ハトのパレスとダーク、これらももうちょっと上手く描けただろうと思う所があったが、比べ物にならない味気ない敵・展開だった。やりたかっただけ。
スマイルのキャラは「普通の女の子で親近感を持てる」と言われ、それについては同感だが、だからこそ戦闘が所謂「無双」になるのはアンバランス。
オタクが作りました、という感じがムンムン臭うのが嫌いなだけかもしれないが。
後は女王が死んでたりキャンディが新女王だったりその他諸々ご都合主義の盛り合わせ。最後の最後で一番酷いご都合主義を持ってくるのは逆に凄いよ。

こんなどうしようもないストーリーなのに、プリキュア+キャンディ声優陣の演技が凄すぎて、感動するやら哀しいやら。本当勿体無い。
対して、敵側の声優さん方の演技に熱がないように感じたのは思い込みだろうか。


全体の印象は「繰り返し」。過去作からの転用も、似たような話のループも、台詞も演出も「繰り返し」。
少し時間をおいたお陰かそれほどウンザリもしなかったけれど、くどい。
やりたいことをリストアップして多少強引でも全部詰め込むというやり方はASDXと同じだが、あれは映画だから気にせず楽しめるのであって、テレビシリーズでやるもんじゃない。
1~10話あたりは本当に面白かったのになぁ…。今思えば、前後半を区切る23話が「前半傑作後半凡作」。この作品全体の縮図だった。

…と散々言ったが、「子供向け」という所を念頭において見ると悪くはない作品だとは思う。
各キャラが一歩しか成長せず、その辺りを批判する向きもあるようだが、一つに絞った事でより解りやすく馴染みやすくなっている。
否定的に書いた「繰り返し」も、序盤のネタ(お別れする時はスマイルで、等)を最後に持って来て一年間を思い出させる方法においては、王道だけどやっぱり良い。
ある意味真っ当な子供向けアニメ、真っ当なプリキュアだったのかもしれない。