読書近況 | ゆのグ

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日記・文章の練習。人に見せる気全く無し。

・菅野正則「三国志の虚実」
三国演義を読み終えた後なので読みやすかろうと思ったら、二度続けて同じ本を読むようで逆に読み辛かった。レビューを見て内容に不安を覚えた事もあり序盤でストップ。

・佐野眞一「新忘れられた日本人」
図書館。
「忘れられた日本人」を検索したらこちらしか出てこず代わりに借りる。
戦後の人物伝が主で、小渕恵三なんかが俎上に登るあたり本家とは全くの別物である。が、こちらはこちらで面白い。ダイエー創業者の中内功なんかは、そのワンマン経営者ぶりを聞いた事はあるが詳しくは知らず、興味深かった。
戦争という極限状態を経験したからなのか、この本で紹介されるワンマン経営者やその周りの人々の醸すエネルギーは狂気に近い。何がなんでも成功してやる、という気迫が、数々の逸話から見て取れる。経営方法の良し悪しは兎も角、その執念には脱帽せざるを得ない。
完全に無名な人の紹介もある。残飯屋についてはかなり衝撃を受けた。
野球関係は本当に興味が無く、流し読み。宮内省野球班が存在したという話は面白かった。
それなりに正確な記録が残っており、かつ情報量も時代の波も豊富な昭和は面白い。怪事件を調べるだけで一日や二日は潰せる。

・岩崎武雄「哲学のすすめ」
書いてある事は為になると思うが、文章がつまらない。抽象的な部分に例を挙げるなどしてくれればもっと面白く、楽に読めるのに。結局ナナメ読みで、ただでさえ入らない頭に殆ど入ってこなかった。

・橋本治「わからないという方法」
わかる・わからないとはどういう事か、興味が出て購入。積み。

・高坂正尭「世界史の中から考える」
世界史ブームを長引かす為に。近代史メインなので「手に取るように~」を読んでから。積み。

改めて新書コーナーを見ても、やっぱり、「これは」と思うものがない。自己啓発・タレント本はハナから除外だし、専門的・局所的な本も読めないし読む必要もない。そうなると殆ど残らない。そんな中から選んだ第一号で出鼻を挫かれてしまった。もう一つの方、面白ければいいな。