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日々のいろんなことを忘れないように!片言隻句の積み重ね&大いなる独り言☆

 

微に入り細を穿つようにやるには手間を惜しんでしまうものの、そのまま通り過ぎるのももったいないことはあります。

 

そんなわけで、ここのところの出来事を駆け足でまとめていきましょう。

 

そうは言っても、だいぶ長くなったのはご愛嬌です。

 

巷はいわゆる"黄金週間"というものになっていて、人によっては来週の5月1日、2日が休みにできれば、9連休というケースもあるようです。

 

それだけ、各地・各分野で催し物が目白押しなわけですね。

 

木曜日は、「プーシキン美術館展 - 旅するフランス風景画」@東京都美術館(上野)に行ってきました。

 

17世紀の後半から19世紀、20世紀にまたがるフランス風景画が65点あまり展示されるという内容で、こういう切り口で観るというのはこれまでになかったような気がします。

 

しかも、今回ではロシアはモスクワのプーシキン美術館に収められているフランスの風景画を取り上げているもので、とても新鮮に感じられるものでした。

 

作品そのものを観て、感じるままに受け取れば良いわけですが、あの手この手でじっくり観るのも良いものです。

 

小さいサイズもそうですが、大きいサイズのものは特に、近くで観るだけでなく、離れて観ることで印象がだいぶ変わりますし、いくつか作品を観ながらもまた戻ってみるのも興味深いものです。

 

また、先に作品を観て、自分はどういう印象を持つかを考えながら解説を見ていくと、自分の見立てとの差異がわかって、より理解が深まったり、鑑賞するのがより楽しくなります。

 

さらには、絵画における技法や知識だけでなく、作者の経歴や特徴、活躍した時代の地理や歴史、その時々の社会や生活の様子など、知っていることが広範囲にかつ多岐に渡っていて、それを組み合わせていくことで、たとえ一枚の作品からでも感じ取ることは相当に多くあるものです。

 

ひとりの画家に特化して観るのも良いですし、同じ時代であるとか、同じ題材であるとか、切り口を変えながら並べていくことでわかってくることも多くあるものです。

 

とにかく、いろいろ知っておくと、観るにしても奥行きが出るなと思った次第。

 

自分の中であれこれ同時進行でやっていくと、結構時間を多く使っているなと思いますし、基本的にその時間は美術館・博物館を訪れる度に、徐々に増えているような気もするわけです。

 

しかし、鑑賞中の頭の中の動きは、説明しがたいほどに目まぐるしく行き交っているし、これを話したところであまりわかってもらえないなと思います。

 

その時々の興味・関心と結びつくこともあったり、置かれている状況によっても受け取り方は変わったりすることもあります。

 

頭の中では、自分自身で知らないところでも駆動しているのもあるでしょうし、ひたすらああだこうだと楽しんでいるだけなので、それで十分なのです。

 

観る側としても多くのことをこなしていくと、十分に知的負荷はかかって、鑑賞する力というものが次第に養われていくものです。

 

 

少し曜日の感覚が薄れてきたところで、29日の日曜日は、曽根由希江さんのワンマンライブ@吉祥寺に行ってきました。

 

吉祥寺自体は、確か3年ぶりくらいに訪れいている(はず)で、久しぶりに来たのと同寺に、前回の様子を思い出しながら、少し街中を散策しました。

 

そして、訪れるべきは井の頭公園という気持ちがどこかにあって、やはり足を運んでしまいました。

 

結構多くの人でにぎわっていて、池でボートを漕いで楽しんでいる様子を見ては、次来るのはいつになるかわかりませんが、その時にはぜひとも白鳥のボートに乗るぞ!という思いを持ちました。

 

曽根由希江さんは、メインで音楽活動をやっていたり、ラジオのbayfm(78.0MHz)のパーソナリティを務めたりしている方で、ずいぶん前から活躍は知っていましたが、ここに来て機が熟したという感じで、今回初めてライブを観ることになりました。

 

知ったのがちょうどCDデビューの『ギンモクセイ』のあたりなので、これが2010年のこと、あれから8年が経っているんですね。

 

今回の会場は、STAR PINE'S CAFEというところで、これまたはじめて訪れる場所でした。

 

少し調べるとMANDALA系列ということで、以前に南青山MANDALAで米米CLUBのMINAKOさんのライブを観に行ったなという記憶があります。

 

MANDALA系列は、いろいろ展開しているようで、他のところにも訪れる機会があったらその都度知っていくようにしたいものです。

 

ライブはバンド編成で行われ、セットリストや会場のノリなど、こういう場所に足を運んでこそ感じ取ることは多いものだなと、改めて思いました。

 

CDや何らやで聴いているだけではわからない、実際の演奏の様子や音の響きなど、音楽と言えど耳だけで完結するものではないのです。

 

時には緊張することはあるでしょうが、曽根さんの人慣れした話し方は素晴らしいなと思いますし、これからの活躍もまた楽しみに思うところです。

 

他にも、知っているけれど、ライブには行ったことのない人も多いので、その都度チェックするようにしていきたいものです。

 

行かないとわからないことは、思っている以上に多いです。

 

 

そして、次の日の30日・月曜日は、アメリカンフットボール(略称:アメフト)の試合観戦ということで、京王線・飛田給駅近くのアミノバイタルフィールドに行ってきました。

 

吉祥寺からも結構近い、調布とか三鷹あたりの地域で、サッカーで使用されることの多い味の素スタジアムに隣接する競技場です。

 

この場所を訪れるのもはじめてならば、アメフトの試合を観るのもはじめてということで、こういう機会は貴重に感じます。

 

試合を観るものの、そもそも詳しいルールがあまりわかっていない。

 

だからこそ、観てみるというのは良くて、好きとかどうとかでないところで大切かなと思います。

 

前もってルールを調べることもなく、まずは率直に感じるだけですね。

 

はじめて行く場所ではじめて観る試合ということで、以前にバスケットボールのBリーグの試合で、千葉ジェッツを観に行った記憶と少し重なります。

 

今回のコトの発端は、ZERO FIGHTERSのチアリーダーチーム・ZERO Wingsが、さらなる活動の充実を図るためにクラウドファウンディングを行っていたのが最初になります。

 

その中のひとつに、特典で2018年にある試合を一回招待で観れるというのがあったので、この機会に一度は観てみようと思いました。

 

興味は少なからずあるものの、日頃から熱心に関心を寄せているジャンルでない限り、よほど意識しないと身近に感じられないものです。

 

決して縁遠いわけでもなく、こういう機会があれば足を運ぶことになるので、逃さない手はないというわけです。

 

肝心の試合は見事に勝利を飾り、2018年の緒戦を良いカタチで終えました。

 

試合を行っている選手もタフだなと思いますし、チアリーダーの人たちもほとんど動きっぱなしで、そのパフォーマンスの豊富さは心底スゴいなと思いました。

 

試合もじーっと観ていればルールのいくつかは少しずつわかってくるものですし、試合全体の進行を観ているとわかることも多くなってきます。

 

スポーツ選手としてのガッツやチアリーダーの元気さは、日頃の自分自身においても取り入れていけるところです。

 

笑顔も絶やさず元気いっぱい、誰かを元気づけるにもまずは自分自身を鼓舞するところから、これは大切な心構えだなと思いました。

 

アメフトのルールももう少し詳しくなって、より楽しめるようになっていきたいものです。

 

 

久しぶりに行く場所があったり、新しい試みもしたりしていますが、振り幅を広く取りながらいろいろな刺激を得ていこうというわけです。

 

心機一転とか、新規開拓シリーズということで、やったことのないことをやるのは、またここから自分自身が変化していこうという心境の表れでもあります。

 

そして、"黄金週間"を意識していたわけではないですが、タイミングを同じくしてだいぶ充実している過ごし方になっている気がします。

 

新たに知ることは多い一方で、頭の中で張り巡らしていることもそれなりにあるので、こちらも随時まとめていきたいです。

 

来月も、久しぶりに訪れる場所で新たに試みることもあって、そうして振り返ることもしつつ、グイッと前に大きく進んでいけたら本望ですね☆