いちご離れ | ちはやのordinaryな日々

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なんとなく思った事を書いています。

事務所内で業界の週刊の発行物などを職員にも回覧していて、それによって新しい情報等を得ている。


その中の一冊に消費税の講師などもされている実務家の熊王征秀先生のコラムが最後のページに連載されている。


回覧も上から順番なので私の手元に回ってくるのは少しおくれたり、次の分と二冊回ってきたりするのだけれども、熊王先生のコラムは講演で出掛けた先の美味しいものや見学したところなどとても興味をひかれる。

理解しやすく聴きやすい何度か視聴したDVDの講義と同様に読みやすい文章で毎回楽しみにしている。


今回読んだものは日経新聞の俳人の黛まどさかんのコラムを引用されたものだった。


桜樺細工で有名な岩手のある集落で野いちごの季節になると熊の親子がやってきて親熊が小熊に野いちごを食べさせに降りてくるのだけれども、それは子離れのためにそうするのだと。


夢中で食べている小熊を残して母熊はそっと離れていくのだけれども野いちごを夢中で食べている小熊は気付かない。


母熊の心、あとで気付くであろう小熊の心に思いを寄せるコラム。


昼休みに読んでいて泣きそうになった。


黛まどさかんの書籍をさがしてみよう。