雨が雪にかわる | アルヒノジブン。

アルヒノジブン。

由無しごとをつれづれと。

雨のなかを歩いていたら
次第に雨音がにぶい音に変わった。

雨が、みぞれになっていた。

しばらくすると音が小さくなって
みぞれは雪になった。

雨がゆっくりと雪にかわっていく様は
何にも例えようがないくらい
不思議な光景だった。

逆ならば、そんなふうには
思わなかっただろうに。

音もなく降り続いた雪は
翌朝、町を白くおおっていた。