続き。
「浅い夢」に続けて「Goodbye Day」。
「Goodbye Day」は人気曲だよねー。
私も大好き。
とくにコンサートで聴く「Goodbye Day」は格別。「Goodbye Day」を生で聞きたいというのもコンサートに足を運んでしまう理由の大きなひとつ。
ドラムを桜井さんがされていた時のアウトロがめっちゃ好きで…
今回のアウトロも情熱的でカッコよかった!!
来生さんのことも見ていたいんだけど、ドラムの佐藤由さんやベースの藤谷一郎さんのことも見たくて迷う。目が二個じゃ足りない! ギターのRYUMEIさんとキーボードの山崎さんも見たいけどお二人はツアーにもいらっしゃるから今回はどうしても佐藤さんと藤谷さんを優先して見てしまう。ノレばノルほどくちびるを真一文字に「んー」ってする藤谷さんに対して、ノレばノルほど口が半開きになっていく佐藤さんのお二人を見ながら、もうずっとこのお二人にいてほしいと強く思ってしまった。
私はまったく楽器が弾けないし譜面も読めないし、ほんっとに音楽の素養がないからうまく説明ができないんだけど、佐藤由さんのドラムって、的確というか、なにもかもがすごくちょうどいいと感じる。激しくしてほしいところは激しく、優しくしてほしいところは優しく、控えめにしてほしいところは控えめに、その加減が完璧すぎる。
「え、そこでその音鳴らす?」みたいな違和感とか不快感が皆無。
ただただ心地よい。すごい安心感がある。そして甘く優しくて上品。
もともと来生さんのメロディーって気品があると思っているんだけど、佐藤さんのドラムが重なった時の相乗効果がすごい。
というわけで、「Goodbye Day」のアウトロのドラムも最高でした。
私は「Goodbye Day」のラストで来生さんとメンバーがアイコンタクトを取りながら、来生さんが満足げにピアノを弾き終える瞬間を見るのが大好きなんだけど、今回もその至福のシーンを見れて胸がジーンとしてしまった。
メンバー紹介では、名前だけじゃなくて個々のメンバーのプライベートというかプチ情報を交えての紹介。
このあとの後半5曲の迫力がすごかった。「シルエット」、「心のゆくえ」、「あなたに還る日」、「夢の途中」、「さよならのプロフィール」。
来生さんて、後半になればなるほど声が出る気がする。
「シルエット」はアルバムバージョンより断然よい!
「心のゆくえ」、一番はドラムとベースはお休み。来生さんの伸びやかな歌声がどこまでも響き渡る。間奏からドラムとベースも入って・・
私、こういう出だしは静かで後半どんどんどんどん!盛り上がる系が大好物で、、、
例えば「涼しい影」とかね。ライブでこの手の演奏のされ方をされるとグッと来てしまう。
そういう意味では「あなたに還る日」も同じ。
歌い始めはキーボード、ピアノ、ヴォーカル中心で、どんどん音が入っていって盛り上がる系。
コンサートでは映えるよねーーーーっ
後半♪あなたでなければ、未来もかたれーーーーなーーーーーいーーーーー(どんどんどんどんどん)あたりからもう胸がいっぱい。ギターもすんごくカッコよかった。
「Goodbye Day」のアウトロと双璧をなす盛り上がりだった。
「夢の途中」のとき、ギターのRYUMEIさんは正面じゃなくて横向きというか、たぶんドラムの佐藤さんのほうを向いてギュルギュル弾いてて、そのノリノリな感じが見ていて楽しかった。
ベースの藤谷さんもぐるんぐるん体揺れてたし。
今回のクリコンは、とにかく右側三人(ドラム、ベース、ギター)を見てるのが楽しかった!!
ドラムは、台の上にセットされてて、来生さんより高い位置で胸元より上、お顔もはっきり見える。桜井さんのときも思ったけど、ドラムの方の表情とか手さばきとかが客席から見えるとやっぱり楽しいし盛り上がると思う!
「夢の途中」が終わったあと、「さよならのプロフィール」のイントロが始めると同時に奥のスクリーン(?、照明の幕)が上がって明るくなっていくのがすごーーーーく好きだった。
「さよならのプロフィール」は演奏や来生さんの歌はさることながら照明も秀逸で!
最初はほんのり優しく淡いイエロー(クリーム色)っぽいところから、曲が進むにつれて淡いブルーっぽくなったり、淡いピンクっぽくなったりしたんだけど、後半はクリームイエローの中、バックに演奏するメンバーのシルエットが浮かび上がるようなライティングだったの。シルエット萌えのケがある私にはツボだった。
ただでさえ大好きな「さよならのプロフィール」しかもライブの後半も後半、もう胸がいっぱいっす。
私、来生さんの「オー」とか「うー」とか「あー」とかが大好きなんだけど、この曲も最後♪「波に消えるー ん おーおおおー おーっおー(文字で書くといまいちだな、笑)」みたいなところがあって、そこがもう悶絶ものでした。
その悶絶箇所が終わったあとのバンドの皆さんの演奏もカッコよすぎた・・
本編最後の曲は「夢紡ぐ日」。
これはもうクリスマスソングとして毎回クリコンの定番にしていいんでないの?
ここまであんまり冬っぽさやクリスマスっぽい曲がなかった(ような気がする)だけに、しみじみ今日のこれはクリコンなんだなーという気持ちと、あぁ年末だなーという気持ちが押し寄せてきた。
アンコールは舞台中央に大きなクリスマスリースが下りてきてクリスマス定番の「Made In Xmas」。
実は私、この曲はほとんどクリコンでしか聞かない。アルバム「With Time」をかけるときもこの曲飛ばすの。。
嫌いなわけではないんだけど、クリコンで聴く曲っていう印象が強すぎて。
この曲聴きながら、中野サンプラザや近くの商店街の雰囲気や、渋谷の喧騒、新宿文化センターへ向かう廃線跡の道なんかが、ばーーーっと思い出としてよみがえってきた。
同時に風船を足で蹴飛ばしてた来生さんや、キラキラテープが舞いおりてきたことや、せっかく持ちかえったキラキラテープを「こんなの持っててもしょうがないよなぁ」と思って捨ててしまってあとで後悔したことなどの記憶もすごい勢いでよみがえってきた。私の12月=来生さんのクリコンなんだなぁとしみじみ・・
アンコール2曲目は「WE WILL」。
神戸公演のときは、RYUMEIさんが手拍子をあおってきた記憶があるんだけど、今回は藤谷さんからのあおり。(途中でRYUMEIさんからのあおりもあり)
ああやっぱりクリコンって楽しいな。
そして、しっとりと「頬杖の幸福」。
「そっとMIDNIGHT」で始まって「頬杖の幸福」で終わるって、納まりよすぎない??
♪君しか似合わないふうけーーーーーーいーーー のところの伸びやかさも最高でした!!
そしてそして、さらに一曲。
今年ずっとツアーでも歌われていた「ありがとうソング」。
コンサートが終わってしまうという寂しさを感じないわけではないけれど、それよりも素晴らしい時間をもらったという満ち足りた気持ちがそれを上回る。
はーー、今回もすんばらしいライブでした。
★おまけ★
来生さんをずっと見ていたいから目を大切にしようと思った。
来生さんの音楽をずっと聴いていたいから耳も大切にしなきゃと思った。
来生さんが活動されているうちは元気でコンサートにも足を運びたいから、この命を大切にしなければと思った。
コンサートに行くためにはお金も稼がなくちゃだから仕事もしよう、と思った。。
=来生たかお Stand Alone 2023 〜 Christmas Color 〜=
1 そっとMIDNIGHT
2 愛という角度
3 風のエピローグ
4 シルエット・ロマンス
5 まどろみミステリー
6 いつか月夜で
7 ためいき春秋
8 あなたでなければ
9 はぐれそうな天使
10待ち人来たらず
11浅い夢
12Goodbye Day
13シルエット
14心のゆくえ
15あなたに還る日
16さよならのプロフィール
17夢の途中
18夢紡ぐ日
19Made In Xmas
20WE WILL
21頬杖の幸福
22ありがとうソング