さてさて、私が使用しているペダルで片っ端からお試ししている靴、CHROME KURSK AW 。
先日の午後ポタリングでも使用してみましたので、その感想など書いてみます。
今回、この靴と組み合わせたペダルは、三ヶ島のプロムナード。
ツーリング用のペダルになります。お値段はそこそこ、軽さもそこそこ。そんな感じのバランスのとれたペダルと思っております。
202109.25(土)の午後のポタリングでは、SURLY DISC TRUCKER 650B を駆って、このペダルと靴で平坦舗装路を中心に30km弱を走行。
率直な感想を申しますとね…、これがどうにも微妙だったのであります…。
何でしょうね…原因はよくわからないのですけど、私が以前から使用している靴に比べて、「お!グリップしてるぞ!」…って感じがありません。
別に「前の靴より滑って乗りにくい!」…とかそういうことでは全然ありませんので、別に良いのですけど…。
◆接触面積:
で、
乗っているうちに何となく理解できてきた気がしてきました。
それは、ペダルと靴底の接触面積!…ではないのかな…と。
フラットペダルと申しましても、形状は様々です。
例えば、下のふたつ。
どちらも私が使用しているペダルですけど、CHROME KURSK AW との組み合わせでのペダルグリップが、上のシグマは良好だったのに、下のプロムナードは違いが分かりませんでした。
そして、この2つのペダルを比較してみると、その形状の違いからペダルと接触する面積が違っていること、わかるでしょうか。シグマの方がペダルと靴底が当たる面積が大きいんですね。
今回、パナレーサーとの共同開発により、ペダルグリップと耐摩耗性を両立した素材を使用しているという CHROME KURSK AW 。その素材の性能を最大限発揮するには、ペダルとの接触面積が大きい方が良い…という推論は成り立たないでしょうか。
以前に申しましたとおり、MKS CYGMA との組み合わせでは良好なグリップを発揮してくれた CHROME KURSK AW なのですけど…、
今回、あまり違いを感じられなかった理由は、その辺にあるのではないかと思った次第でございます。
したがって、この CHROME KURSK AW の性能を十分に発揮させるには、なるべく靴底との接触面積が大きい形状のペダルを選んだ方がよい…んじゃないかな~?…っと、そう思ったのでありました。
◆靴底のゴミ:
それともう一つ、可能性としてあるかもなぁ…っと思ったのは、靴底のゴミ。
先日からこの CHROME KURSK AW であちこ地歩き回っておりますので…、
靴底にはゴミが付着…。
このゴミがグリップ力を低下させているってことは、たぶんあるんでしょうね。
ならば、毎回、ライド前には靴底をクリーニングすれば良いのでしょうけど…、それって現実的な生活運用ではありませんよね?
この程度の靴底の汚れで性能が発揮できなくなるようなら、それって実用品としてダメだと思うのです。
◆結語:
これらの話、もちろん科学的検証など行ったわけでもない、ただの素人ただの個人の感想レベルの話ですので、確証は全くないのですけどね。なので、最後は皆さん自身でお試しいただきたいと思います。
この記事が、どなたかのお役に立てば幸いに存じます。
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CHROME KURSK AW