少子高齢化は政府、教育、企業の責任(下) | 非正規社員活用戦略コンサルタント・高木修一のチームビルディング

少子高齢化は政府、教育、企業の責任(下)

ありがとうございます!
非正規社員活用戦略コンサルタントの高木です。

さて、(中)では、教育現場の責任について述べましたが、
さらに私も同様ではございますが、
企業の責任についても述べることが出来ればと存じます。

人材は、コストでしょうか?
それとも資産でしょうか?

この答えにより人材の活用の方法、育成の方法、
はては企業のあり方のそのものも変わってくるといえます。

まず、企業経営者の方にこのことは伝えなければなりません。
「利益は正しい」

そう、利益は正しいのです。

しかし、その利益は誰の為に使うのか?
自分の為も当然ですが、
社会をよくするためにも使わなければ
結局自分の首を絞めてしまう結果となるのです。

現在でも多くの「ブラック企業」が存在しておりますが、
中長期的に見れば「ブラック企業」は
存続することができません。

なぜなら、「人」が離れるからです。

通常、企業はその外部環境に顧客がおり、
従業員がおり、地域社会がおり、国があり、世界があるわけで、
その一部をも敵に回すとうまくいかなくなります。

私がサラリーマンをしていたときの企業は
「ブラック企業」であればあるほど成長できる状態にありました。

それは、政府もマスコミも問題にせず、
従業員はただ泣き寝入りするだけであったためです。

しかし、今ではどうでしょう。

買いたたいたはずの若者の労働力は活力を失い、
バブル崩壊以後の若者は消費に積極性を失い、
結婚にさえ積極性を失いました。

その結果、マーケットそのものが縮小し、
人口減というマクロ経済の問題にまで発展いたしました。

当事務所でも「非正規雇用」を活用して
企業が発展するよう支援する立場を取っております。

それでも、社員が自立することが出来る支援を
放置してはならず、むしろ社員が企業から自立して
個々の社員が企業変革のリーダーとならなければならないと
感じております。

社会は、自分一人だけが良くなっても
全体が良くならなければ何の意味もありません。

例えば、自分自身が巨万の富を得て、
お金を自由に使えるようになっても、
自社以外の企業がサービスを提供できる力もなく、
全て倒産して営業していないという状態であればどうでしょう。

コンビニに行っても商品がなく、
野球のスタジアムでは試合がなく、
高速道路も、電車も、飛行機も使えません。

自身がお金を持っていても何も得られることがなく、
何の商品も、何のサービスも受けることができません。

これと同じで、
経営者も従業員も、
「しかるべき売上、しかるべき給与」がなければ、
そして、それが、国中、世界中で回らなければ
巨万の富も価値を持たないのです。

現在、上位3%の富裕層が所得を伸ばし、
持たざる97%がますます貧困になるという
スパイラルが展開されておりますが、

私を含む企業経営者の責任は、
人を大切にする経営を通じて、
中小企業がより「社会の為」に発展すること、

正規、非正規を問わず
良質な雇用を創出し、仕事を通じて共に会社を盛り立て
共に社会を良くしていき、

適切な競争環境の下、
人が安心して暮らすことが出来る社会、
人が安心して子供を産み、育てることが出来る社会を
実現していくことが今後の課題であろうと感じます。

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