少子高齢化は政府、教育、企業の責任(中) | 非正規社員活用戦略コンサルタント・高木修一のチームビルディング

少子高齢化は政府、教育、企業の責任(中)

ありがとうございます!
非正規社員活用戦略コンサルタントの高木です。

さて、(上)では、政府の責任について述べましたが、
さらに教育にも少子高齢化の責任が存在します。

それは、問題解決の能力を教えることをしなかったということです。

教育基本法には、このようなことが書かれております。

第一条(教育の目的)
教育は、人格の完成を目指し、
平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた
心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。

第二条(教育の目標)
教育は、その目的を実現するため、学問の自由を尊重しつつ、
次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。
一  幅広い知識と教養を身に付け、
   真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、
   健やかな身体を養うこと。
二  個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、
   創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、
   職業及び生活との関連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。
三  正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、
   公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、
   その発展に寄与する態度を養うこと。
四  生命を尊び、自然を大切にし、
   環境の保全に寄与する態度を養うこと。
五  伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた
   我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、
   国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。



いかがでしょうか?
現在の学校教育にこれが出来ているでしょうか?

マスコミでは、学校の教師は大変負担が重いとの報道があり、
現場を批判するという訳ではございませんが、

私もかつての「不良」と同じく
学校の教師に対してはあまり良い印象を持ってはおりません。

いじめられたときには先生に助けてくれず、
クラスの”友達”と思っていた人には避けられ、
いじめから解放されるためには
自分自身の武力に頼るしかないものの、
腕力の弱い自分にはそれさえも出来ませんでした。

学校の"先生"はこのような状況に対して耳も傾けず、
当然助けてももらえませんでした。

逆に言えば
そのことが現在の職業の選択につながっているかもしれませんが、
人格形成を支援をするはずの教師のほとんどは
【単なるサラリーマン】で、
”教師”に値する人格と見識を兼ね備えていないことを実感しております。

この問題の根本は、「教師試験」と「道徳教育の不全」にあり、
人生経験が不足する教師が「試験」に通っただけで
国民の人生を大きく左右する教育の現場に立つ。
それにより人格軽視、知識偏重の人間が多く育ちました。

また、家庭内教育も含めた「社会教育」の場を失うことにより
人任せの人生、自ら社会に貢献する姿勢のない人間を
生むことになってしまいました。

人が人を思いやり、そして信じ、共に生きていていく。
社会の中で生きている感覚を失った結果、
生き方に対する思いがバラバラになり、
「自分さえよければ社会」を生み出した根本が
この「教育」にあると思われます。


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