無垢キャビ・・・今後の課題 | オーダーキッチン会社 シマ家具社長の『Deepで黄色な日々』

無垢キャビ・・・今後の課題

いやいや、展示会ネタが続きますが・・・

肝心の今回出展したキッチンの事、あまり説明してませんでした(^_^;)

何度か、製作中に細切れで説明もしていたので重複するかもしれませんが・・・

お付き合い下さいm(_ _ )m


'08リフォーム博06 ブラックガラスの扉が印象的なシンプルモダンなキッチン!

このキッチンは、見た目はシンプルでエッヂの効いたシャープなイメージですよね。

でも、この様なキッチン・・・

まあ、何処にでも有ると言えば・・・ある様な・・・キッチンですよね。(特にヨーロッパのキッチンなんかにねっ)

で、今回・・・このキッチンで「言いたかった事」は見た目の意匠ではなく、「中身」なんです!

無垢キャビ01.jpg  無垢キャビ02.jpg

もうご存知だと思いますが、このキッチンのキャビネット(箱)は「吉野檜」の「無垢材」で出来てるんです。

現在、市場に出回っているキッチンで「木製」と呼ばれるものの殆んどは「化粧パーチ」と呼ばれるボードを使用しています。

僕も以前、キッチンを作ろう!と・・・思った頃は、ヨーロッパのキッチンをお手本にしました。

ですから、キャビネットの材料はもちろん「メラミンパーチ」を使用することが前提!

今でも、思いますが、この「メラミンパーチ」はある意味・・・スグレモノ!(あえて言いますが、本物は)

がしかし、以前お話しましたように、建築基準法の改正により、「日本仕様」を使わざるを得ない状況に・・・


その事が、最近、妙に引っかかり、考えた末の「一つの答え」が「吉野檜の無垢キャビ」だったんです。


いつもは、デザイン(特に意匠)を切り口にアイデア出しをするんですが、今回はちょっと違う「切り口」で・・・


ですから、今回の「檜」は「意匠」ではなく、「素材」として使いました。

だから、「檜」は必要以上に目立ってはダメだったんです。

今回の「檜」の役目は・・・メラミンパーチの代役なんです。


意匠面から見ると、ちょっと檜が可哀そうな・・・そんな気がしますが・・・

ちゃんと、キャビネットを構成する材料としてがんばってもらうんで!


だから今回は、墨(墨汁)で黒化粧(笑)だったんです。。


これも、自分のデザインコンセプトになっている「侘・寂」なんでしょうか・・・?(笑)



んで、今回の展示会で来ていただいたお客さんに、この様な説明をすると・・・

意外と分かってくれる方が多くいて・・・

この事には、ほんと感謝の気持ちでいっぱいでしたし、めちゃ嬉しかった!

でも、その反面・・・

バタバタで仕上た事もあり、商品としてお届けする為には、幾つかの残された課題が・・・


一つは、仕上です。

墨汁では風合は良くても、使用するには・・・ちょっと問題ありです。

まあ、黒じゃなくて「檜」のままで、って言うお客さんの場合はいいですが・・・(あくまでオーダーなんで)

あと、黒以外の色・・・出来ればホワイトも・・・考えたい!

二つ目は、材料調達

これは、私達の周りにある材木屋さんに相談して、出来るだけ「良い端材」を集める!

事と、やはり、素材に対する「目利き」が若いすタフたちも出来るように・・・って事です。


まあ、大きくは上記の2つが課題ですね。


「無垢キャビ」のキッチン・・・初採用に向けて、がんばります!!