ひとりで目覚めるとそこは
別の時間でした
私のものでもない
あなたのものでもない
ひっそりとした孤独の時間

ひとりで食事するその時
暗闇の世界でした
私が泣くでもなく
あなたを呼ぶでもなく
さめざめとした苦痛の暗がり

あなたを信じた私を
あなたは裏切ってくれました
死んでほしいなんて絶対にいえない
口が裂けても私にはいえない
でも思うくらいなら多分いいよね

弓沢「ん?」
灰野「......」
弓沢「ジーノの奴...」
灰野「......」
弓沢「かつて、信じてくれてた近しい相手を...」
灰野「......」
弓沢「こっぴどく裏切った過去があるな」
灰野「......」

天地を動かす大きな何かに
お祈りをしました
あなたが裏切られますように
誰かに裏切られますように
ささやかな私からの祈念

夜空にきらめく流れ星に
お願いをしました
いつの日か裏切られますように
どこかで裏切られますように
秘めやかなあなたへの呪縛

あなたを信じた私を
あなたは裏切ってくれました
死んでほしいなんて絶対にいえない
口が裂けても私にはいえない
でも思うくらいなら多分いいよね

弓沢「因果を結んだのか?」
灰野「......」
弓沢「過去の行いの報いとして...」
灰野「......」
弓沢「これからの近い将来...」
灰野「......」
弓沢「信じてた相手にジーノが裏切られるという...」
灰野「......」
弓沢「必然的な未来を確定予約したんだな?」
灰野「......」
弓沢「そうなんだろ?」
灰野「......」