気になりだしたら止まらない。

 

Andoridカーナビをゲットしました。

XTRONSというメーカーのTE706PLという機種。

2018年2月現在、Andorid8、メモリ4G、容量32Gという

最新機種です。それでいて価格は約3万。

 

カーナビなんて自分でつけたことありませんが、ネットを

見ていると何とかなりそうです。まずは、配線から。

 

車とカーナビやオーディオを接続する際、規格が統一

されておらず、ハーネスというコネクタで中継するとの

ことですが、このカーナビは、日本車の規格と合って

いないので、この部分をギボシ加工します。

 

付属してきたメインケーブルを

 

思いっきりカット。

切った配線の先に、ギボシ端子というのを付けていきます。

 

この辺りの加工も初めてなので、専用工具を買いました。

といっても1000円程。車のカーナビを外して、この端子でつけて

いこうと思ったら、元からついてる楽ナビのハーネスは、日産用の

コネクタ形状になっており、ギボシ端子ではありませんでした。

 

ということで、カーショップで日産用のハーネスを購入。

ラジオアンテナは別なので、そちらも購入。

合わせて3500円程。

 

このハーネスは、ギボシ端子なので、同じ色の配線をぶちぶち

結合させていきます。

 

ここで、まず失敗。自作したギボシ端子をすべてオスで加工して

いたら、購入したハーネスのスピーカーのうち、プラス側はオスに

なっており、ユニット側(カーナビ側)はメスで作る必要ありました。

泣く泣く、4本だけ再度切断して、メスで再加工。すべて接続

できました。

 

 

すこし迷ったのが、ハーネスとユニットのGND配線。

購入したハーネスの説明書には、カーナビ本体につないで

くださいとあります。車の電源は、基本プラスで供給され、

マイナスは車本体でアースされることで逃げていきます。

 

カーナビ本体はアルミっぽい材質で電気が逃げるか微妙。

また、ユニット側には、GNDが2本あり、片方をアースすれば

もう片方もアースされるのかよくわからなかったので、

ハーネス側、ユニット側の両方を車本体にアースしました。

 

もう一点気を付けるのが、アンテナ線。アンテナ線の受信用の

線と思われる線とは別に、もう一本配線が出ています。

 

調べると、かつてラジオを付けるとアンテナが伸びるタイプの

車種がありましたが、そのような動作をする際、信号を送る

ためのケーブルとのこと。自分の車はアンテナ固定なので

いらないと思いましたが、さらに調べると、最近の車では、

ラジオの電波用にブースターが付いていて、そのブースターを

動作させるためにもこの信号線が必要とのこと。

 

なかなかややこしいです。つなぎ先がよくわからないので、

こちらはACC電源につなぎました。

 

ということで、あとは車本体に取り付け。

幸い、元のカーナビの取り付け金具がそのまま使用でき

取り付けできました。

 

これを

 

こうして

 

どーん。

 

ネット情報で、このカーナビ中国製で、2DINの規格ではある

ものの、微妙にサイズがでかく、パネルを削らないと入らな

かったという声を多く聞かれましたが、何とかはめ込めました。

 

ただし、きつきつで上下方向は、無理矢理押し込んだ感じ。

まぁ、良しとしましょう。

 

そして、エンジンスタート。

無事に起動できました。

 

自分好みに、Google playからアプリをインストールして

画面のレイアウトを変更。

 

試しに近所を走りましたが、車速パルスは無いものの、正確に

ナビしてくれます。

ネットから工事情報などリアルタイムで表示されるのが便利です。

 

音楽の再生も、microSDの32GBをしっかり読んでくれて、

5000曲以上のシャッフル再生もばっちり。

音もなかなかいいと思いました。

ラジオも無事に入りました。

 

Bluetoothでスマホとつないで、スマホに入っている音楽なども

車で再生できます。超便利です。

 

そして、Web閲覧なども問題なし。

セットアップの際は、自宅の無線APの位置を調整して、

Wi-fi接続し、いろいろ取り込みました。

 

 

これまで、パソコンや携帯電話など各企業独自の規格で作られて

いたものが、次々と汎用のOSに置き換わってきました。

カーナビにもその波が来ているようで、メーカーはスマホとの

連携を徐々に進めているみたいですが、日本メーカーは思い切って、

本体を寄せるところまでは来てないみたいです。

 

車速パルスの取り込みとか、ETCカードとの連携などで、まだ

既存のカーナビに有利な点は残っていますが、いずれそのような

ところも網羅されると、拡張性の高い、汎用OSを積んだものに

置き換わっていくのが世の中の流れではないでしょうか。

 

しばらく使って、使用感などレポートしたいと思います。