確率で、0.001%とかだと、それは現実的に有り得ない

となりますが、それでも、思いもよらないことが

起きるものです。




今週の月曜に、会社で同じ部門の150人くらい集まり、

それぞれの部署の代表が、自分たちの業務を発表する

会がありました。


同じ部門といっても、少し前に会社の合併とかあり、

半分くらいは知らない人です。



ある部署の代表で、Aさんという方が発表していましたが、

その中で、「私、島根県の出身でして・・・」と言っておられ

ました。


自分と同じだと、妙に親近感が湧きました。



会が終わって、フロアを移動する際、たまたまAさんと

エレベータが一緒になったので、話しかけてみました。

私がBです。



 B:「Aさんは、島根出身なんですね、私もです。」


 A:「そうですか、珍しいですね。どこの町ですか?」


 B:「斐川町(ひかわちょう)という所です。」


 A:「えっ、私も斐川町ですよ。」



東京都内で島根出身というだけでも珍しいのに、

同じ町内出身とは、もっとびっくりです。



 B:「失礼ですが、歳いくつですか?」


 A:「36歳です。」


 B:「えっ、私はこの前37歳になったとこなので、同い歳ですね」



なんだか、顔をよく見ると、高校の同級生が浮かんできました。



 B:「もしかして、サッカー部だったA君?」


 A:「そうだけど・・・・B君?」


 B:「高1の時の担任って、えーと・・・」


 A:「M先生!!」


 B:「そうそう、M先生!!」


 A:「じゃ、本当にB君?」


 B:「そうだよ、なんでA君ここにおるぅ?」


※ここから出雲弁全開モードです。


 A:「大学こっちにきて、ここに就職したわや」

 B:「まじで、ほんとびっくりだわ」


 A:「ほんと、そげだわ」(訳:本当にそうだね)


なんと、高校1年の時のクラスメートでした。


会社の合併で、同じ会社の同じ部門になっていました。


会ったのは、約19年振り。

お互い、風貌が変わったようで、すぐにわかりませんでした。



私の故郷は、人口2万ほどの田舎町。

同学年は、400人弱。今では、半分以上、田舎に住んでおり、

東京近辺に居る人はそれほど多くありません。


一方、東京で働く人は、1000万以上は、いるでしょう。


その中で、同じ会社で同じ部門。実はデスクも5mくらいしか

離れていませんでした。



ちなみに、私の奥さんも同じ田舎で同級生。

Aさんとは、中学1年の時のクラスメート。

そのことをAさんに話すと、目を丸くしてびっくりしていました。


偶然とは、すごいです。

この確率を計算したら、いくつになるんでしょう。


0.001%より、もっと低いと思います。