自転車遍歴も回を重ねること10回目。

鹿嶋往復の番外編からの続きになります。



GIOS カンターレで、長距離ライドの楽しさを知り、

自転車自体も少しずつ自分用にセッティングしていきました。


サドルの高さ、ハンドルの高さなど微調整していき、

部品に手を加えたのが、ペダル。


7月の初めに、フラットペダルから、ビンディングに変えました。

走るだけでなく、行った先でも歩き回ることが多いので、

SPDのPD-A530 にしました。


※ビンディング・・・ペダルと靴を固定する仕組み。

           スキーの板と靴のような関係。



ビンディングに変えて一週間後、珍しく早く帰ることが

できたので、金曜の夕方走りに行くことにしました。


普段は、平日乗らないのですが、早く慣れたくて、

うずうずしていたのです。


自宅から大宮方面へ向かい、ぐるっと回って浦和の

駅前を走行していた時のことです。



日は暮れて来ましたが、街中なので、街灯の明かりで

そこそこ見通しは良い状況。

ライトは目立つよう、点滅状態で点灯しています。


交差点に差し掛かり、青信号だったので私のカンターレは

直進していきました。


前から一台の車が右折しようとしていますが、ほとんど

止まっているような徐行運転です。


私もそれほど飛ばしていませんが、タイミング的に

行けると思い、先に進もうとしました。


ところが、右折の車は、徐行のまま止まりません。


一瞬でした。


車と正面衝突です。こんな状況。


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車が、飛ばして来るようなら、こちらも止まってやり過ごし

ますが、止まるような徐行だったので、私は直進しました。


避けようとして、ハンドルをやや左に切ったので、

車の正面に、やや右から衝突です。


ペダルからビンディングは外れ、体は吹っ飛ばされました。


幸い、ヘルメットかぶっており、怪我は足と腕の擦り傷と、

右胸を打撲した程度で済みました。



一方、自転車はフロントタイヤが、波打っています。

一目で走れないとわかりました。


警察が来て、実況見分など終わってから、たまたま

自転車を買った場所の近くだったので、ぶつかった

車に載せてもらい、自転車屋さんに持って行きました。


夜だったので、自転車を預けて翌日診断してもらうことに。


こんな状態でした。


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翌日、自転車屋さんに出向き、症状を聞いてみると、

フロントフォークが折れているとのこと。

タイヤはもちろん修復不可。


また、衝撃で、おそらくフレームも曲がっているので、

フォークを変えてもまっすぐ走らない可能性が高い。


そもそも、GIOSカンターレは、完成車の販売で、部品の

ばら売りはしていないので、フォークだけの交換は

難しいとのことでした。


フロントフォークにひびが入って、折れています。


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結局、廃車することになりました。


買ってから、わずか2ヶ月。ペダルを変えて1週間。

体も自転車に慣れてきて、季節もこれからというとき、

突然、カンターレにお別れすることになりました。



元気な時のカンターレです。


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擦り傷や、打撲はありましたが、体が無事だったのが

何よりではあります。


9対1で車の過失と判定されましたが、青信号をライトを

点けて直進しており、正直私の落ち度は、何も無かったと

思っています。


それでも、事故する時はするものです。


この後、車の保険屋と悪夢のようなやり取りが一ヶ月

以上続くのですが、それが、二度と事故しない戒めに

なっているかもしれません。


それでも自転車遍歴は続きます・・・