サイクルコンピュータ

略してサイコン


スポーツタイプの自転車に乗らない方には、なじみの

無いものです。


このブログは、バリバリ自転車乗っていない方にも

読んでもらっているので、今日はサイコンの説明です。


これから、自転車やってみようかなという方の参考に

なればというところです。



サイコンは、大きく分けて2つのパーツで出来ています。


速度など情報を表示する本体と

速度を感知するセンサー部分。



こちらが本体。CC-TR300TW V3は上から速度、

真ん中左に心拍数、右にケイデンス、
下には切り替え表示の欄があります。


切り替え表示には、現在時刻や走行距離、消費カロリー

など表示されます。
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自転車に取り付けるとこんな感じ。


ハンドルステムに取り付けることも出来ますが、

せっかくのORBEAの文字を邪魔したくないのと、

少しでも前にある方が見やすいので、私は、

ハンドルの水平バーの部分につけてます。


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そして、こちらがセンサー。


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遠めに見るとこんな感じです。


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センサーで感知したデータは無線で本体に送られます。

※有線方式のものもあります。



センサーでタイヤの回転数を計測するため、スポークに

磁石の玉を取り付けます。


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タイヤがくるくる回ると、センサーの横をこの磁石が通過し、

1回転、2回転と計測されます。


このタイヤの円周が、2096mm(約2メートル)とされるので、

一回転すると、2m進むことになります。


100km走ると、およそ5万回転することになりますね。

(数だけ書くと気が遠くなる・・・)


本体で、あらかじめ、タイヤの円周をセットしておくと、
回転した数によって、走った距離が計測できます。


また、本体には、時計も入っているので、距離と時間から
その時の速度がわかる訳です。


私がこれまで使ってきたサイコンは、CC-MC100Wといって、

これらの機能しかありません。




今回新調したCC-TR300TW V3には、この他に、

ケイデンスと心拍数を測ることが出来ます。


ケイデンスとは、ペダルを1分間に何回まわしたかという

数です。ペダルに、さっきと同じような磁石の玉をつけます。

ペダルをくるくる回すと、タイヤと同じく、センサーで回転数

を計測し、その情報を本体に送られます。


黒いバンドで固定した丸いのが磁石です。


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自転車は、速度よりもペダルを一定のリズムで回し続ける

ことが重要だそうです。



上から見るとこんな感じ。


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説明書には、センサーと磁石の距離を3mm以内に設置

することとありましたが、5mmくらいでもしっかり検知できる

ようです。


あまり近づけすぎると、何かの弾みで接触するかも

しれないので、クリアランス4mmくらいにしました。



最後に、心拍数を測るためのセンサー付きバンドです。

これを胸の下に巻きます。


健康診断の心電図です。


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こちらで、計測されたデータも本体に送られ、今自分の

心拍数がいくつなのか確認することが出来ます。



自転車は、颯爽と風を切って走るだけでも気持ちいい

ですが、走っている速度や距離などがわかると、より

いっそう楽しくなります。


ということで、今の私にはサイコンが必須です。


まだ、実走してませんが、説明書を読む限り

面白い機能がいくつかあったので、また紹介します。





ちなみに、タイヤの円周を実測してみたら、2125mm

ありました。自転車に乗れば重みでタイヤも多少

つぶれますが、それでも約3cm弱の違い。


100km走れば、約1.5km変わってきます。


速度も計算上、30km/hで約0.4km/h変わってきます。



気にしないと言えば気にしない程度の違いですが、

ちょっと気になる数字です。(どっちだよ!!)