今日は、ちょっと走りましたが、雨が振ってきたので
すぐに帰宅。ヘナチョコライダーです。
ということで、今日は、好きな映画の紹介。
一応自転車関連ということで
「ヤングゼネレーション」
1979年製作なので、今から30年前の作品です。
ストーリーは、自転車大好き、イタリア大好きな主人公デイブが
将来の進路に悩みながら、仲間と自転車レースに出るという
映画です(めちゃくちゃ省略説明!!)
初めて見たのは、確か高校生のころで、すごく感動した思いがあり、
また、ずっと観たいと願っていましたが、先日、深夜放送でやって
いたので、20年振りくらいに観る事ができました。
時を経て観ても、やっぱり良い映画でした。
全編、自転車がテーマでもあるので、自転車のシーンがよく
出てきます。
森の中を手放しで走り回るシーンや、トラックの後ろについて
空気抵抗を減らして滑走するシーンなど走るところも良いですが、
レース前に、ホイールの調整をしたり、ローラーでトレーニングしたりも
この映画ならではのシーンです。
でも私が一番びっくりしたシーンは、女子学生が落としたノートを
主人公が自転車で走りながら、身をかがめて、ひょいっと拾うシーン。
足がつくかつかないかのロードレーサーで、地面に手が届くって
どれだけ体が柔らかく、手が長いんだろうと思います。
自分も最近チャレンジしましたが、こけそうになりました(>_<)
親子や仲間との絆もメインテーマとなっています。
特に、少々口うるさい父親との関係がいいです。
自転車レースで、憧れのイタリアチームからまさかの嫌がらせを
受け、ショックを受けて帰宅した主人公は、泣きながら父親に
抱きつきます。
父親は、普段自転車には否定的で、ましてや大きくなった息子を
抱きしめたことなどありません。動揺しながらもそっと息子を
抱きしめる父親。
そして、その様子をやさしく見守る母親。
名シーンです。
ラストのダブルに効いたオチもこの映画の後味を良くしています。
DVD化されているかは、わかりませんが、もし機会があれば
観て欲しい一本です。
自転車に興味がなくても楽しめ、自転車好きなら100倍楽しめます。
(たぶんきっと)