日本では、ソフロロジーのメソッドを推奨する産院があったり、TV番組でも取り上げられていますし、イギリスやフランスでは、比較的よく知られています。
しかしながら、アメリカでソフロロジーの書籍を探すと、なかなかない。お産に特化しているわけではないけれど、参考になる書籍をアマゾンのキンドルで読んでいます。
ちょっとここから、お産とは話がそれます
The Instinct to Heal: Curing Depression, Anxiety and Stress Without Drugs and Without Talk Therapy
落ち込み、焦り、ストレス・・・誰でも感じることはあります。それをどうやって解決するのか。
うちの父は、それらが積み重なってお酒に行き、短い生涯を閉じましたが、彼もいろんな薬を飲み、AAの集まりやカウンセラーともよく話していました。でも、まったくといっていいほど、よくなりませんでした。入院、退院の繰り返し。
たとえばお金のことで問題があったとして、イライラ、ストレスを感じる。そのお金の問題が解決した、とするでしょ? しかし、またほかの問題が出てきたとしたら・・
お酒、おいしいもの、買い物・・すきなことに没頭することで、問題が解決するのか。
アメリカでは、トークセラピーをうけることが一般的ですが、カウンセラーと話すことで、問題が解決するのか。
どうでしょうか。
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どんな問題であれ、問題の種は、自分自身の中にあるんですよね。はっきりいって、ひとのせいじゃない。
ひとを非難したって、なんの解決にもならない。自分でどうしようもないといってるのは、自分のことを振り返ってみてないだけ。毒になるような人がいたとしても、反応の仕方は、自分自身が選べます。
貧乏でも、ひとりぼっちでも、病気になったとしても、落ち着いている人がいます。人やまわりに惑わされることもなく、焦らず、生きて行くことにおいて、調和がとれている。これこそ真に強い人です。
ソフロロジーは、その強さを身につける訓練とも言えます。
お産は、ママと赤ちゃんのがんばりにかかっています。赤ちゃんは、ママのこころのうち、言っていることを驚くほどよく知っていて、反応します。落ち着いた安産にしたいなら、まずママが落ち着かないとダメ。
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アメリカ人女性は、お産で泣きわめきそうなイメージがありますが、終始すっごい静かな妊婦さんもけっこういます。彼女たちに共通して言えるのが、強烈な陣痛がきても、ちゃんとゆーーーーっくり呼吸をしていること。これをみて、私はソフロロジーに興味を持ったんです。
ソフロロジーの存在を知らなかった初産のときは、お産の準備クラスでも、陣痛がきているときも、ラマーズ法の呼吸をしました。役立った部分もあった反面、ひっひっふーなんて結局うまくいかず、無我夢中で無痛分娩のサインをしてました。
今、ソフロロジーの音楽を聞きながら、ゆーっくりした呼吸を何度も練習しています。そのおかげか、強くんやほかのことへの対応に落ち着きが出てきました。お産にも少し余裕ができることを願って、訓練を続けます。
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