DMV実技試験2回目! | 燃える闘魂ママ@アメリカ〜40で妊娠.出産。三兄弟と格闘中

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2006年10月14日の出会い→サンディエゴ→NC州ジャクソンビル、2018年7月に念願のサンディエゴの自宅に戻り、蘭は40で三男を出産。11歳、9歳、2歳の息子たち、ジャーマンシェパードのリリー、そして相変わらず鬱陶しさ1000%のマシューと共に毎日奮闘中。

昨日はサンディエゴ・クレアモントのDMVで、ドライビングテスト(運転免許取得のための実技試験)を受けてきました!

ご存知の通り、これが2回目の挑戦。1回めは、バスの横を、左側の車線に入って追い越ししたとき、シグナルなし、安全確認しなかったというのでボツ。

今回は、マシューと強くんが同行。

車は、AVISで、国際免許を使って借りました。借りた車はフォードのフォーカス。うちの車に比べてかなりアクセルとブレーキが敏感! そのかわり、そんなにアクセルを踏まなくても速度を保ってくれます。

前日の夜からひとりで基地内をぐるぐる運転して、レンタカーに慣れ・・・


テストの予約は13:45予定。13時には行きたい。

私が運転して行ったんですが・・・いきなり

道に迷う

GPS使ってるのに、迷う。

GPSを見てるマシューのナビゲートがめちゃくちゃ。

マシュー「あー過ぎちゃったじゃんかー」
マシュー「あっ、あぶないよ!なにしてるんだよ!」


私「あいむそーりーあいむそーりーあいむそーりーーーー!!!!怒怒怒」

マシュー「しずかにしなよ」
私「うるさい!だまれ!」


もーやだー運転したくないーーー

とりあえず飯食お、とバーガーキングへ

緊張で、ハンバーガー半分しか食べられず

クレアモントのDMVは意外と近くにあり、なんとか13時前にドライビングテストのアポイントメント窓口に並べました・・



すでに長蛇の列。

結局45分も待ち、ようやく受けつけてもらえました。仏頂面の女性でなく、親切なアジア系アメリカ人の男性です。阪神タイガースのストラップしてる・・日系のひとかな?

再テスト料6ドルを払い、一回目のときのように、DMVの横にあるドライビングテスト用レーンに、車で並びます。

手順を知らないマシュー氏、ひとりはしゃぐ。「どこいくの?どこいくの?」


前の車の女性も子供連れで、こどもとおじいちゃんが車から降りていたので、「じゃ、ぼくたちも降りるね」とマシューは強くんをベビーカーに乗せて車の外へ

おとといからサンディエゴは嵐。気温が上がらない中、試験官が来るまで、彼らはずっと私の車の横で待っていました。

「1回目の試験官じゃないといいな( ̄ー ̄; 厳しいおばさまなんだ」
「大丈夫だよ、さっきその人、別の人の試験にいったもん・・・ あ、戻ってきた」

今回いた試験官は5人

3Lサイズの若い女性2人
ポニーテールのおばさま1人←一回目の試験官
親切な若いアジア男性1人
白髪のおじさま1人

さっき受け付けてくれたアジア男性はマシューともかるく話し、マシュー「彼はやさしそうだ、試験官、彼だといいね!!」
「だといいんだけどね」

「受けた人が車から降りて、スコアシートもってオフィスに戻れば受かってるし、私みたいに落ちたら、そのまま帰るしかないんだ。24時間後にしか、再試験の予約が入れられないから」
「うわー」

私は、もしまた落ちても仕方ないな、練習すればいいしな、というくらいで、前回のような気負いはぜんぜんありませんでした。ただ、前日の夜は、カリフォルニアDMVのYouTube を何度も見ました。ここには、実技試験で落とされる理由について、一つずつ説明しているビデオがあって、とても参考になりました。


そして、3Lサイズの女性たちが前の車のテストを始め・・・ その後、私の車にやってきた試験官は


親切なアジア男性!


マシュー内心ガッツ星人よっしゃーーーあーーガッツ星人とガッツガッツ星人ポーズしてたようです

「さっき僕が受付したの、おぼえてますか?」
もちろん覚えてますとも!!

まず、テストスコアシートにサインをして、車のライト、シグナルの確認、部位のテスト、手信号をして、車に試験官が乗りました。ゆっくり指示してくださいとお願いしたあと、路上へ。

DMVを出て、まず右へ行くように指示されました。前回とは違うコースです。車線変更は3回!

走るコースが長い。長い。走る間、何度も周りを確認しました。

縦列駐車の指示があって、車を角にとめると、試験官が「近い近い」(カリフォルニアでは、路肩に車輪がぶつかっただけで「技術不足」として落ちます)

近いまま、車3台分を慎重に、慎重に、路肩にぶつけないようにまっすぐバック。後ろから車がきて、そのたびに止まらなきゃいけないですが、車がどんどんきてなかなか進まず・・・なんとかバックできました。


コーナーのターンは私が苦手な部分。前回はターンでのトラフィックチェックがチェックされてました。ここは、マシューが車をとめているときに教えてくれました。

マシューが車の横の後ろ側にたち、「サイドミラーで僕が見える?」ときき、見えるよーというと、「そのままミラーを見ていて、僕が見えなくなったら教えて」と彼は前に歩いていきます

「見えないよ!」「ほら、ここの位置まで僕はきてる、これがブラインドスポットなの。コーナーを曲がるときや車線変更するときは、ここが見えるまで、首をまわさないとね」

なっとく! 

アメリカ製の車(日本車でも!)のサイドミラーは、日本で作られた車のミラーと違って真っ平らのため、ブラインドスポットは広く、運転(助手)席の横、後部座席の横両方の窓から、外をしっかりみないといけないんだとか。日本のミラーはカーブしてるんだそうです。

DMVの駐車場を通ってもとの場所に戻ります。駐車場ではできるかぎりゆっくり走り、周りを確認して、人が横切ろうとしたらすぐ止まりました。


そして、ようやく元の場所へ・・

待っていたマシューはものすごく不安そうな顔をしています。不安で顔がまっしろけっけ


車をとめ、エンジンを切り・・・


「スコアシートを書くので、ちょっとまっていてくださいね」
私はシートをのぞきたくなる気持ちを抑えて、おとなしく待ち

試験官「前回の失敗から、たくさんのことを学んだようですね。とても安全な運転でした。これからもこの運転を続けてくださいね。(日本語で)おめでとう!

スコアシートを渡されて、見てみると

減点 1点

コメント Excellent safe driving!!

これは、ぎりぎりで一発合格するよりもうれしかった。


試験官がマシューの横を通り過ぎるとき、彼に「失敗から人は学ぶものですね」と言ってにこりとしたらしく、マシューは「これで蘭ちゃん落ちてたら・・・」と不安で私のところに駆け寄ってきました。

私は車からすぐ降りずに、「スコアシートみてよ」と彼に渡すと、

「きゃあああすごい!! 受かったんだね! うれしい!」とハイパーになって、その場でギューっとハグ

やめてよ、これからテスト受ける人にプレッシャーあたえるじゃないか
(私は、これからテスト受ける人が不安で待っている気持ちを知ってて、受かってる人の喜ぶ姿が「いいなー」とうらやましかったから)

マシューはその場で自分の上司、マシューママに電話して合格を報告。私よりうれしそうです。

「試験長かったね! 後の人たちが先に帰ってきてたよ」

「あのおばさん試験官、相当きびしいみたいね。蘭ちゃんを待っている間、4人テストして、しばらく車の中で説明して、おばさんだけ出てきて、受けた人はだれもオフィスに入っていかなかったよ。こわいねえ」 

いま思えば、この厳しいおばさん試験官にあたって、間違いをがっつり指摘されたからこそ、今回はきっちり安全確認しながら運転できたんだと思います。前回のような運転してたら、いくら親切なアジア男性試験官でも落ちてたんじゃないかな。

カリフォルニアの運転免許証は、合格した当日は紙切れ一枚のテンポラリーのものを渡され、本免許証は後で郵送しますといわれます。マシューがウィスコンシンで免許をとったときは、運転試験に合格後、写真撮影(当然ビッグスマイル)、当日に本免許証がもらえたので、「この紙切れ一枚だけなの?」とぽかーんとしてました。

カリフォルニアの免許証の写真は、筆記テスト受ける前に撮ります。ぜんぶ受かったあとのほうが良い写真とれるのにな( ̄ー ̄;

5月からはマシューがたびたび出張にでかけるため、運転免許の取得はいちばん気がかりなことでした。取れて本当によかったです。

カリフォルニアを自由に運転するにはまだまだ練習が必要ですが、これで強くんと2人、ビーチへ遊びにいけます♪ 


一安心。のひとことにつきます

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