
ついに師走突入、日の入りも早くなってきました。みなさん冬支度はお済みですか?

オーケストラーダ第10回演奏会からもあっというまに一週間がたちました。
当ブログでは、ベートーヴェンの三重協奏曲でソリストを務めてくださった皆様に
インタビューさせていただきましたが、
本日は、スケジュールの都合で演奏会直前の来日となった、
ヴァイオリニストの渡辺りらさんに演奏後記と称してお話を伺います


現在、当団マエストロもかつて研鑽をつんでいたシカゴ交響楽団にて演奏されている渡辺りらさん。ソリストとしてもご活躍で、今回の演奏会直前にはエストニアで公演があったそうです

(お忙しい中、ありがとうございました!!)
――オーケストラーダとは第5回演奏会、第3回室内楽演奏会など、これまでに何度か共演させていただいておりますが、今回三重演奏曲を演奏していただいて、どのようなご感想をお持ちですか。
ピアニストの吉岡さんとは以前に室内楽祭で共演させていただき、仲良くさせていただいていましたが、チェリストの村井さんとは初めての共演でした。でも、村井さんの音と自分の音色の系統がよく似ていたし、音楽の方向性、フレージングも合っていて、ラッキーだったなと思いました。リハーサル期間は短かったですが、3人の性格も合っていてとてもスムーズでした。
撮影:Shibuya Manabu
(チェロ首席奏者の渡辺あえかさんとは姉妹でいらっしゃいます
)

オケについては、何度も共演させていただいて団員の性格や雰囲気も見えてきているので、アドバイスの仕方も心得てきました。オーケストラで仕事をしていると、毎日同じ場所で、同じメンツで練習しているのでどうしてもマンネリ化してしまうところがあります。オーケストラーダはみんなが音楽を作ることに一生懸命なので、そういうアマチュアのオーケストラで弾くと「また頑張ろう!」という気持ちになります。
――オーケストラーダがもう一歩、進んだオーケストラになるためには何が必要でしょう。
質の高い個人練習の量を増やすことです。練習時間が短くても、効率よくやることが大事です。個人で先生に習っている人とそうでない人がいると思うので、演奏技法やアンサンブルの仕方などに必要なアドバイスは、マスタークラスなどを設けて伝えられればいいなと思っています。
(だそうです!!団員の皆さん、頑張りましょう

最後に記念の一枚をいただきました♪