何ヵ月ぶりでしょうか…ほぼ1年ぶりですね。白菜です。
あ、ここ2、3回のブログは4年ヴァイオリン科のてっちゃん(仮)が書いてくれました

教育実習の話がでてましたが、実はてっちゃんもただいま教育実習中。
千葉から遠く離れた長野で実習してますが、定演の土日は千葉に戻ってきて演奏会に参加、
終わるなりレセプションにも参加せず長野へ帰ってゆきました…
今も必死こいて先生してると思います。
頑張れ

てっちゃん

さて、去る6月19日、
千葉大学管弦楽団第109回定期演奏会がありました。
3月に起きた東日本大震災の影響で合宿が中止になり、それ以降も思ったように練習ができず、それに追い打ちをかけるように部室で盗難事件があり…
今回は、いつも以上にいくつもの障害を乗り越えての演奏会でした。
当日は本当にたくさんのお客様にご来場いただき、たくさんの拍手を頂きました。
本番を楽しんで演奏できた人もいれば、悔しい思いをした人もいると思います。
楽しめた人は、次はもっともっと楽しんで演奏できるように、悔しい思いをした人は、これをバネに次の演奏会では満足いく演奏ができるように、頑張りましょう

私はといえば、悔しい思いをした一人です

今回のメインである
チャイコフスキー交響曲第4番。
この曲が好きになれず、なかなかスイッチが入りませんでした…
演奏会が終わった今、チャイ4は大好きな曲になりましたが、もっと早いうちから練習をしておけばよかった…と、悔やんでも悔やみきれません…
110回ではこんな思いをしないように、精一杯頑張るつもりです。
今さらですが、そんな今では大好きなチャイ4の話を少し。
この曲を含め、後期の交響曲(4,5,6番)は、チャイコフスキーが抱えていたある「運命」について描いているといわれています。チャイコフスキーが運命に立ち向かう様を暗に示しているのです。
この運命とは、チャイコフスキーが抱えていた人には言えない苦しみ、悩みのことでした。そして、チャイコフスキーはそれを罪だと感じていました。当時の世論的にも、それは罪でした。
のだめカンタービレを読んだことがある方は、千秋が父親にチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」のレッスンを受けるシーンを思い出してもらえればいいと思います。
そんな、
運命に立ち向かうぜ・第1弾の交響曲第4番。
1楽章の冒頭、金管がファンファーレを鳴らします。
ディエス・イレ――怒りの日の、最後の審判の前に鳴り響くというラッパを思わせる、強烈なファンファーレです。
ファンファーレに続き、審判の木槌を思わせる弦楽器の強奏が響きます。
ファンファーレと弦楽器が交互に減衰しながら曲は静まり、第1主題、ワルツのテーマが現れます。
このワルツを、指揮を振って下さった藤岡先生がよく
「死神のワルツ」とおっしゃっていました。運命に苦しむチャイコフスキーをあざ笑うかのようなワルツは次第に勢いを増し、チャイコフスキーの激しい感情の吐露のようなtutiへとなだれ込んでゆきます。
救済を夢見る第2主題の旋律が現れますが、激しい展開部を経て、結局最後は運命にせき立てられるようにして1楽章は終わります。
この1楽章の冒頭のファンファーレが、4楽章の後半にもでてきます。
4楽章は、それまでを払しょくするかのような、明るく疾走感のある曲です。
その曲でなんで、運命を、苦しみを表す冒頭のファンファーレを出すのか。
私は最初、それがわからなくて、どんだけネガティブだよチャイコフスキー


って思ってました。
他にも、第1楽章は途中でフレーズがどうなってんのか良くわかんなくなる。対旋律がどうからんでるのか、なんでそこでそうなるのかわからない…等々、理解できない部分が多くてホントに嫌いでした。
でも、ある団員が
「チャイコはスコア見てどうこうじゃない。感じるんだ」っていってたんです。
それから少しずつ楽しくなりましたね。
「なんで?」って言わない。まず、「そうなんだね」って言う。
それからはもう、ホント今まで大っきらいだったのが嘘のように楽しくなりました。
それで思ったんだけど、楽譜と向き合うのって、作曲家と話をするのと同じことなんだなって。
それはつまり、人と向き合って会話するのと同じことなんです。
いろんな作曲家がいて、いろんなアプローチで曲を書いてる。
それを、私たち演奏する側はその作曲家にあったアプローチで曲を理解していく。
同じように、いろんな人がいて、いろんな考え方、思考回路をもっている。
だから、その人に合わせて話を聞く。会話をする。
そんなことを思いました。
今では、4楽章で帰ってくる運命のファンファーレ、大好きです。
…いや、前より嫌いになったとも言えるかな…?
チャイコフスキー、つらかったんだろうなぁって、すごく苦しくなるので。
…結局何が言いたかったかっていうと、チャイ4もディエス・イレの影響を受けてますよということです(違
さてさて、次のプログラムは
死と変容、4つの最後の歌/リヒャルト・シュトラウス
交響曲第1番/ブラームスです。
…めちゃくちゃ重いです笑
半年でできるんでしょうか…ホント…
交響曲第1番は、ブラームスが構想から20年以上かけて作曲したといわれる大曲です。
そんな、天才・ブラームスが20年かけて書いた曲を、凡人の我々が半年でやろうとしている…
そう考えるとめまいがしてきますが…
大好きなブラームス。少しでもいい演奏ができるように団員一同頑張ります

