保存療法の選択 | オーケストラ奏者の椎間板ヘルニア闘病記

オーケストラ奏者の椎間板ヘルニア闘病記

日本のプロオーケストラで働く筆者の椎間板ヘルニア闘病記です。
発病から手術、そしてリハビリの経過等を書き綴っています。


特大サイズの椎間板ヘルニアと診断された2013年2月。

診断された時点で手術という言葉も出て、大した病気も今までしたことこなかった私はビビリまくり。

しかし一般的に椎間板ヘルニアで多くとられる治療法は手術をせずにリハビリで治す保存療法とのこと。
初めの一ヶ月はまず、職場近くのA病院にて保存療法で様子を見ていくことになりました。



まず処方された薬は痛み止めとして飲み薬2種。

そして腰をサポートするコルセット。

これらを使いオーケストラで演奏しながら、週に二回ほどリハビリしに通院するという日々が始まりました。

リハビリでは、ヘルニアの病状が重く、今の時点ではマッサージどころか電気も通すことができないとのことで、超音波を流すというだけのもの。
あまりにもあっさりしているので、こんなんで大丈夫か?という感じでした。
良くなってる実感もあまりありませんでした。

一日のリハーサルが短い日もあれば長い日もあるオーケストラ。
短い日はまだ耐えられるものの、長い日は痛み止めもあまり効かず、リハーサルが終わる頃にはしばらく腰を動かせないくらいの激痛が走るようになり、不安は一層増していきました。

痛み止めがあまり効かないと訴えると坐薬と、これまでよりもっと強い痛み止めの飲み薬が処方されました。

しかしこれもあまり効果が持たず、リハーサルや演奏会が終わる頃にはやはり右足外側全体の痛みや腰の痛みが酷い状態。

椎間板ヘルニアの診断から一ヶ月、不安が募るばかりだったので初めに診断してもらった椎間板ヘルニア専門の先生がいるB病院に行きたいと今のA病院で紹介状ををお願いし、改めて診察を受けることになりました。