【静岡県立美術館】で開催中の特別展
「アニマルワールド~美術の中のどうぶつたち~」
を見てきました。
静岡県立美術館というと、フランス国立ロダン美術館と友好関係を結んでいて、
ロダン作品を32体を常設展示している美術館です、
今回の特別展ですが、夏休みという事もあり絵画の中に
描かれている動物たちがテーマ。
静岡市の日本平動物園と少しだけコラボもしており、
動物の解説などのミニイベントなども開催しています。
動物がテーマ、動物園とのコラボ、夏休み、TVでCMもやってる・・・
という事なので、子供も楽しめる内容なのかと思いきや
そこはさすが「県立」美術館!
びっくりするぐらいにお堅い内容で、子供が楽しめるような要素は
ほぼ皆無。
ガッツリ芸術鑑賞なのです!
観賞終了後にお願いされたアンケートに、私はそこを超指摘したのでした・・・。
ガチすぎると!(笑)
館内は撮影禁止の静まりかえった完全なる芸術鑑賞の場なので、
写真はありませんwww
内容はというと、江戸時代を中心とした絵画に中で描かれている動物たち。
当時の思想や生活模様、動物との関わりなどがそれらの絵画から伺う事が
出来ます。
中には初公開の作品もあり、芸術作品としても色使いや筆の扱い方などにも
注目すると面白くて、遥か昔の作品なのにビックリするぐらいリアルに描かれている
物も多数あります。
特に鳥に関する作品が素晴らしくて、本当に見入ってしまう程。
動物がメインではない作品もあって、巨大な絵のどこに動物がいるのかを
探すなんて楽しみ方も。
動物の元プロとして私が注目した作品は、文政6年(1823年)に
描かれたというラクダの絵。
ラクダの歴史を調べると、1821年にオランダ船より5歳のオスと
4歳のメスのヒトコブラクダが日本に初めてもたらされています。
それよりも前の飛鳥時代に中央アジアからフタコブラクダが舶来されていますが、
この時来たのはアラビアのヒトコブラクダ。
非常に珍しい存在でしたが当時の幕府からは不要とされ、そのまま長崎の出島で
飼育がされていたんだとか。
その後、民間に払い下げをされて1823年になると大阪・京都・江戸・越前・加賀・尾張
などの各地で見世物とされ、大盛況となったそうです。
その中で、京都の金蓮寺で開かれた見世物の際に描かれたという
ヒトコブラクダの絵が展示されていたのです。
こんな歴史や時代背景も考えながら見ると、この時代になぜこの動物なのかが
違った視線から見れたりしてさらに楽しめるのかも。





