以前、外観だけ紹介した三重県紀宝町にある道の駅
【紀宝町ウミガメ公園】
の内部をご紹介。
道の駅ですが、内部にはミニ水族館があって、その展示の中心は
名前からもわかるようにウミガメ。
この紀宝町はウミガメの産卵地として有名な町で、1988年に日本で初めて
ウミガメの保護条例が制定された町なんです。
※保護条例第一条(抜粋)
町及び町民等が一体となってその保護を図り、もって将来の町民に
これを共有の資産として継承とする事を目的とする。
館内には2つの大型水槽があり、ここには保護されたアカウミガメ、アオウミガメ、タイマイの
3種とハイブリッド個体(雑種)が飼育されています。
(全ての個体にちゃんと名前が付けられています)
この施設でも、エビとカニの水族館同様のサポーター制度で
寄付を募っています。
制度的にはエビカニと同じで、半年契約の寄付を頂くと
サポーターとして名前が掲示される仕組み。
料金は、エビカニより安い半年で¥3000、
町の施設という事で、町民の名前がずらりと並んでいて、
エビカニのような有名人の名前はなし。
でもこれは凄い事で、ウミガメを大切にしようという心が
町民の間でしっかり浸透している証拠でもあります。
世界最大のウミガメ、オサガメの剥製も展示されています。
関する教育活動を行っているのと独自の考えを提唱している事。
特にビックリするのが、全国各地のウミガメ産卵地や各水族館が実施している
ウミガメの子供の方流に何と反対の姿勢を示しているのです。
これは、放流活動が自然下で孵化して海に帰って行く時間と全然違うから。
時間帯が全く違う事で、外敵から狙われる確率が高くなったり、
逆に沖合まで泳いでいけない子が多くなる可能性が高いから。
確かに、ウミガメに限らず魚の稚魚の放流なんかでも実は様々な問題点というのが
発生していて、本来は人間の考えだけで安易に行う事はあまり良くない事。
放流する事で個体数を増やそうという考えは、いい事なんだけどね。
教育や保護活動に力を入れている水族館よりも、
さらに一歩前に進んだ考え方を提唱しているという事に、
関心してしまいます。
館内には他にも地元にいる生き物を展示した水槽や、
この施設は水族館のガイド本なんかにも掲載されていませんが、
道の駅の併設された無料の施設なので近くに来た際には
ぜひ立ち寄ってみて下さい。








