素晴らしい | サクのアニマルフリーク~元飼育係の動物園・水族館紀行~

サクのアニマルフリーク~元飼育係の動物園・水族館紀行~

飼育係・アニマルトレーナーをしていたサクが、動物や自然についてをあれこれとお話するブログ。
全国250以上の動物関連施設を訪問したマニア目線からのレポートを中心に、施設の裏側、裏話などをご紹介します。
当ブログは全て、私が実際に体験した事や訪問した資料、写真を元に書いています。

【飯田市立動物園】でリニューアルされた施設の一つがペンギン展示場ペンギンキラキラ
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「小さな動物園なのに、凄く良い展示場だなアップアップニコニコ
と思っていたら、手がけたのが大阪芸術大学の若生教授だというのだから納得ニコニコ


若生教授は、国内の動物園の設計では第一人者とも言えるお方ニコニコ


私が思うに
水族館プロデュースの中村元、
動物園設計の若生謙二
と言っても過言ではないぐらいに、この二人に手掛けさせたら素晴らしい施設が出来る事間違いなしビックリマーク




若生教授は『生息環境展示』と呼ばれる手法で動物の生息地を再現した展示場を作る事に秀でたお方で、
天王寺動物園再整備計画『ZOO21』
ズーラシアの「チンパンジーの森」
茶臼山動物園の「レッサーパンダの森」
など、とにかく凄い展示場の設計を手掛けていますニコニコ


天王寺動物園の再整備計画では『日本造園学会賞』も受賞していますキラキラ



私は以前お話を伺った事があるのですが、手掛けた展示施設には細かい場所にまで非常に凝った作りがされていて、なんと人の視点や心理的な観点からも設計がされているというから驚かされますニコニコニコニコ

しかも、資料収集のためにヨーロッパの動物園や庭園などの視察、実際の生息地調査なども行い、展示にストーリー性を持たせたりもしていますニコニコ



もちろん、このペンギン展示場もフンボルトペンギンの生息地である南米の沿岸部を再現した作りになっていますニコニコ


若生さんは信州大学を卒業しているそうで、茶臼山動物園や飯田市立動物園のリニューアルはそーいった縁からも手掛けているのかな!?



ハッキリ言わせてもらうと、やたらと展示場がデカいのに構造的に欠陥とも言える場所が多く、コンクリートで固められた見栄えの悪い某動物園の新ペンギン展示場と比べたらえらい違いですビックリマークしょぼん

飼育数も少なく、面積も小さなこちらの動物園の方が遥かに素晴らしい展示場が出来ていますニコニコ
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それともう一つビックリマーク


展示場が素晴らしい事はもちろん、ここは無料の小さな動物園ですが飼育係達との距離が近い点が素晴らしいビックリマーク



解説を交えた給餌をしているだけではなく、飼育係自らがお客さんの側に立って話かけたり質問に答える姿勢などが非常によかったビックリマークニコニコ


穴を掘った場所に引きこもるペンギンがいたので卵を温めてる!?
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……と思ったら、自分で作ったお気に入りの場所なので、他の個体に奪われるのが嫌で引きこもっているんですってにひひ
しかも、♀ではなくておじいちゃんなんだとかひらめき電球

このようなお話を聞くと、動物がさらに楽しく見れますよねアップアップ



こーいう情報看板もGoodビックリマーク
死を隠さない姿勢も素晴らしいと思いますニコニコ
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たくさん園児の質問一つ一つにも丁寧に答えていたし、無料の動物園だと考えると本当に大満足ビックリマーク
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ペンギンの給餌ではただ手渡しで餌を与えるわけではなくて、プールで泳ぐように見せている点も非常にGoodでしたグッド!
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某動物園さん、本当に見習ってくださいしょぼん