

「世界初」と大々的にうたっているけれど、世界で1台しかない上に今まで活躍していたんだから『世界初』は言われなくても当たり前な気がする(笑)
さて、昨年から行われている『しんかい2000』の展示。

実は長期展示してくれる施設を、JAMSTECが一般公募をしたんです。
募集するにあたって、JAMSTECが提示していた条件はこんな内容

・室内の展示場所、もしくはそれに準ずる場所を速やかに確保出来る事。
・安定した運営母体で、長期にわたり維持・管理をしながら展示出来る事。
・関連のパネル展示などを行い、必要に応じて解説員を配置出来る体制を整備する事。
・譲渡後も、所有者はJAMSTECとする事。
・輸送費などの諸費用は、すべて譲渡先が負担する事。
これらが条件でした。
ただ所有権はあくまでもJAMSTECのままなので、正確には無期限のレンタルという形です。
(某国の空母みたいに、他の国に売られて研究されちゃっても困るからね)
そして驚く事に、この譲渡費(レンタル費)はなんと無料

こんな世界的に凄い物を、タダで(貸して)くれる

こりゃ、全国の博物館や自治体から申し込み殺到に違いない

その結果…
注目の応募総数はなんと

1件。
応募したのは、新江ノ島水族館だけ

チーン

そりゃ、この水族館が展示先に選ばれるわな

ただ、新江ノ島水族館というのは深海生物の展示研究に力を入れている施設で、元々JAMSTECとも協力関係にあります。
水族館の目の前に広がる相模湾は、1982年に『しんかい2000』が最初の潜航した場所で、2002年11月11日の最後の潜航も相模湾でした。
潜航回数も相模湾が最も多くて、318回を記録しています(駿河湾269回、沖縄:伊平屋海域96回、伊豆・小笠原:水曜海山59回、奥尻周辺57回など)
そーいった意味でも、この水族館は展示するうえではこれ以上ないベストな施設なんですね


さて、こちらは「しんかい2000」の母船として建造された海洋調査船『なつしま』。

JAMSTEC最初の調査船で、建造当時は調査船としては世界最大だったんだとか。