


塗装し直したり、改修した感じはチョイチョイあるのですが…構造はどれも古いまま。
狭くて頑丈な檻にコンクリートの地面、エンリッチメントとは無縁の獣舎内といった感じで、撮影にも向かなければ、どれも見にくい物ばかり

その為に全く動かない動物も非常に多いし、飼育係による解説などのイベントもほぼ皆無、住民がいない空き部屋となってる獣舎もいくもあって、動物園のリニューアルが相次いでいる現在の時代流れからは完全に取り残されています。
お城の敷地内にも関わらず飼育されている動物は約120種400点もいて、キリンやカバ、ゾウなどの大型草食動物やライオンやクマなどの肉食動物、ホッキョクグマやチンパンジーなどの絶滅危惧種までいる、動物園として十分すぎる規模を持っているのに、その能力を活かしきれていないというのが私の印象です。
というのも、お客さんを観察していると、全ての獣舎が見にくいからか一つ一つの動物に対する滞在時間が非常に短いし、そこに動物がいる事に気づかない人すらいるぐらい。
実際、私がカメラを構えている事で動物に気づく人が多々いたし、私ですら園内パンフレットをじっくり見て
「え
あそこにそんな動物がいたの?」と気づく事があった程。
(何よりも、水族館も動物園もHPがショボイ
情報量が少なすぎです
)同じ市営の水族館が素晴らしいだけに、とにかく残念の一言です

その中でも、私が驚いたのがこのエリア

頑丈そうな巨大な檻


中にはビックリするぐらい巨大なクマにライオン…肉食動物ゾーンです


そのクマとライオンの間にいたのがなんとカピバラ

しかも一頭

もう、これには愕然

非常におとなしいカピバラなのに超頑丈な檻…。
バックヤードを覗くと、檻に取り付けてある頑丈な南京錠の数は3個

完全に肉食動物使用です



檻がジャマで撮影も出来なければ、もちろん近づく事や触る事すら出来ない。
癒し系でおとなしいカピバラの能力が全く活かしきれてない展示

しかも、カピバラの棲息域とは無縁の肉食動物達に囲まれてる。
まさか、ライオンとクマの隣にカピバラがいるだなんて誰も想像出来ないし、実際に存在に気づくお客さんも皆無


全く動かないカピバラが1頭だけ頑丈な檻の中にポツン…
もう哀愁が漂いすぎてて、笑えるというか泣けるというか

カピさん…肉食動物臭に囲まれてて大丈夫かい


元々、この檻の住民はトラだったようですが…
いくら空いた展示場を有効活用するにしても、これはないわ



私が今まで見て来た中でも、色々な意味で一番ヒドイ展示の仕方かな

正直、こんな見せ方するんだったら空室のままで十分

あれじゃ、カピバラの人気も台なし

いないのと同然だもん。
一時的な展示だとしても、あれはないわ




なぜ、あそこにカピバラを入れようと思うかなぁ…
