とはいうものの、旧水族館時代のように陸上動物メインの展示はしていません。
旧水族館では屋上のほとんどが水とは全く関係ない陸上動物で、マーラやリスザル、ミニチュアホースまでいました

良い言い方をすれば、今までの「水族館」という枠を外れて生き物を展示する施設へと変貌を遂げていますが、逆に言えば「水族」ではありません。
当初、海遊館が水槽内で陸上の生き物を展示するようになり、現在では様々な施設でも展示されるようになりましたが、それはあくまでも水槽内のデッドスペースでもあった陸上部分を活かす為の物だったり、水辺に関係する生き物の展示でした。
同じように、動物園内で魚の展示をする事はあっても、メインはあくまでも哺乳類や陸上動物達です。
そのバランスが旧水族館ではおかしくなっていて、水辺とは関係ない陸上動物がメインの展示という本来の「水族館」としては少し違う傾向にありました。
しかも、そのエリアには水槽はないし。
その証拠に、サンシャイン国際水族館を代表する生き物がミナミコアリクイになっていて、マスコミで取り上げられる場合でも水族館としてではなくてミナミコアリクイがメインになっていました。
水族館なのに、なぜかミナミコアリクイの展示は国内唯一で、繁殖賞まで取ったという不思議な関係

(現在では、動物園でも展示されていて、上野動物園にもいるのでミナミコアリクイを見る為にサンシャインにわざわざ来る必要はありません)
プロデュースを手がけた中村さんも当初より言っていたのは、
「陸上動物を見せるんだったら、動物園に勝てるわけがない」
という事。
そりゃそうだ

陸上の生き物を見るなら、上野動物園や多摩動物公園の方が安いし種類もいる。
水族館として生き物を見るなら、葛西臨海水族園の方が安いし種類もいる、エプソン品川やしながわ水族館に行けばイルカショーも見れる…
サンシャイン国際水族館は、施設としては中途半端で、他の施設にも劣るという厳しい状態にあったんです。
その為、中村さんは当初は
「陸上動物は全部やめてしまおう」
とさえ思ったんだとか

でも、水辺に関係する見せ方をするならOKという条件を出したんだそうです。
で、リニューアル後。
さすがにミニチュアホースなどはいなくなりましたが、ワオキツネザルやフェネックなどは水槽を入れたエリアに飼育されていました。


そして、サンシャイン水族館のアイドルでもあったミナミコアリクイも。

旧水族館を代表するの人気者の展示は、継続する事にしたんですね


ただ、私からするといくら水槽内で展示しているとはいえこのラインナップは水辺とは関係ないし、今までよりも地味になった感があるので、このエリアはなんかもったいない気がしました

実際、お客さんは反対にあるペンギンはよく見るものの、このエリアをじっくりと見る人は少なかったので。
一層の事ここも緑化してしまうとか、八景島のように緑を含めた水槽として淡水魚や水鳥を見せるようにするとかした方がよかったかも。
もう魚がいないと思った最後の最後に巨大魚がいきなりいたのにも、違和感を感じてしまったので。
オススメ
の撮影スポットペンギンやペリカンのバックに並ぶビル



野生動物のバックに、人間の生活が…
これは、
【上野動物園】のキリンのバックにビル、
【天王寺動物園】のバーバリーシープのバックに通天閣
に並ぶ、隠れた写真スポットです


