

今回発表された鴨川シーワールドの個体レンタルについての話題が中心

これについては、賛否両論でして様々な意見があるのは事実

で、このやり取りされていた内容を読んで、
「それはちょっと違うんじゃない
」と私が個人的に思った事があったので、ご紹介します。
(あくまでも、私の個人的な見解ですからね
長文ですのでご注意を
)まず、ナミが名古屋港に売却された事。
これは本当に賛否両論。
「太地の静かな入江で過ごさせてあげたかった…」
このような気持ちは凄いわかるし、私も否定はしません。
中には
「太地の場合は、営利目的で飼育やショーをしていなかった」
という方も。
うんうん

太地が好きな方なんですね

気持ちは理解出来ます


では、私の見解ね

水族館が鯨類を飼育するのは、どこも営利が目的です

飼育する事による集客を期待してない施設なんてありません。
ただね、重要なのはそれ以外にどのような意義、目的をちゃんと持って飼育しているかだと思うんです。
太地の施設は環境的には確かに静かな良い場所かもしれません。
でもね、『くじらの博物館』なのに、鯨類の繁殖実績はほとんどありませんし、治療、研究に適したプールとは言えません。
実際、シャチに関してはずっと♀2頭で行って来たというのは事実で、これではどー考えても繁殖は望めないし、新たな進展も何も聞かない状態でした。
名古屋港は治療、研究には適したプールを持っているし、研究した事はしっかりと外部にも報告していました。
シャチが飽きないような環境作りを心掛けていますし、何よりも繁殖を真剣に考えているのが伝わって来ます。
確かにお金にものを言わせて購入した感はありますが…シャチはお金がないと飼育出来ない動物でもあるんです。
財政難の太地町と、資金が豊富で様々な改善、発展を常に望んでいる名古屋港では、どちらの方が環境的に良いんでしょうか

何よりも、野生動物を飼育するという事は、よりたくさんの人に見てもらい、愛されてもらうという事が、一番大切な事なのでは

人間の勝手で野生から連れてこられているのだから、それがその動物にしてやれる一番の償いなんだと思います。
多くの人にその動物を見てもらい、知ってもらう事こそが、その動物が野生から連れてこられた本当の意義だと思うし、それこそが一番の教育に繋がるんだと思うんです。
年間入場者数が15万人と200万人の施設…どちらの方がシャチという動物の事を知ってもらえ、よりシャチが愛されるんでしょうか

また、
「野生に返してあげて」
とか
「ビンゴとステラでは、夫婦の中に加わる事になるからストレスになる」
とか…
そんな意見もありましたが、それこそ人間の身勝手

人間の勝手で捕まえて来て飼育して、今度はまた野生に帰りなさい…
これ程、身勝手な行動ありません

(トキなどの場合は、繁殖させた個体を野生復帰させてますので、これとはまた意味が違います)
夫婦という概念は人間の物で、動物達は子孫を残す為に生きています。
たくさんの仲間がいて、繁殖する機会がある事に対してストレスを感じるだなんて、それはただの人間目線。
シャチは元々群れで生活する動物ですしね(確かに、ナミと鴨川の個体では元々の棲息域は違いますが)
ましてや、太地では寂しそうに1頭で浮いている事の多かったナミが、同じシャチの仲間やイルカ達と一緒に生活出来るという事は、私はよい事だと思います。
ストレスどころか、飼育下における刺激になるはず。
「ビンゴとステラが来るならナミはいらなかった」
これも違うと思います。
ナミがいたから、ビンゴとステラが来るんです

ナミがいる事が前提で交渉が進んでいますので、もしいなければこの2頭はきっと来なかったと思います。
とまぁ、私の個人的な見解

もちろんこれは正解ではないし、一番大切な事は動物達の為に何が一番良い事なのかを考えてくれる事。
色々な考えや意見があるって事は、みなさん真剣に考えてくれているからこそであって、それはとてもよい事だと思います
