1741年に発見されたカイギュウの仲間(ジュゴンと同じ仲間)
『ステラーカイギュウ』
の骨格です。
(ロシア科学アカデミー古生物博物館貯蔵の複製)

ステラーカイギュウは、ロシア帝国の探検隊の一員でドイツ人の博物学者ステラーがベーリング島で発見した生き物です。
ステラーカイギュウの肉や皮、ミルクなどは、この探検隊が遭難した際に貴重な資源となりました。
探検隊が生還後にその生き物の話が広まり、ハンター達が押し寄せて狩りを開始。
発見からわずか27年で、人間の乱獲によって絶滅したという最も残酷な歴史を持つ生き物なんです

(その探検隊が発見したメガネウという鳥も、絶滅に追いやられたそうですが)
この時の乱獲の様子を調べると、とにかく残酷の一言で

性格が非常に大人しいので餌を食べてのんびりしている所を狙って仕留めたり、わざと傷付けて仲間を集めさせたり…(傷付いた仲間の元に集まる性質を持っていたんだとか)
ステラーカイギュウは巨大な体をしていた為に、大量に殺してもそのほとんどは利用される事なくそのまま海の藻屑となっていたんだとか…
同じ仲間のジュゴンやマナティー達も現在絶滅が心配されていますので、このような歴史は繰り返して欲しくないものです
