今日は選挙投票日。
長かった選挙戦にようやく決着がつく日。

朝から投票所には長蛇の列。

もう決まったかのように「オバマ」コールをおこす若者や、
必死にマケイン氏への投票を促す人。

日本の選挙とは随分違うね。

自分は、日本で某局の選挙出口調査などを担当していたけど、
こんなに熱気のある投票所は皆無だったし、
どちらかというと、支持を隠したがる人が多かった気がする。

夜、多くの人の予想通り、オバマ氏に当確が出る。
街は熱狂に溢れた。
ワシントンやシカゴの中継映像はお祭り騒ぎだったし、
静かな住宅街の我が家周辺でも爆竹のようなモノが鳴り続け、
オバマコールが響いていた。

本当に、これはスゴイ出来事なんだろう。
昔を知る黒人の方は、感無量に違いない。
差別の時代の終わりを告げるひとつの区切りには間違いない。

しかし、マケイン氏の敗北宣言 も見事だった。

「長い旅路の終わりにたどり着いた。少し前、私はオバマ上院議員に電話をして、私たちが2人とも愛するこの国の大統領に選ばれておめでとうと伝えた。そういう名誉に恵まれた。」

「私はオバマ上院議員を称賛すると共に、この日を見ることのできなかった彼の愛するおばあさまのために、心よりお悔やみ申し上げる。」

「私は全力を尽くして、彼がこの国を導くのを手伝うつもりだ。私を支えてくれた全ての米国民にも言いたい。私と一緒になって、オバマ上院議員をただ祝福するのではなく、この国の次の大統領を応援し、協力できる方法を探してほしい。互いに譲り合い、私たちの子供たちや孫たちに、よりよい国を残せるよう、共に努力する術を見つけてほしい」

「私はこの国を愛している。そして私を支えた人も、オバマ氏を支えた人も、私はこの国の国民を全て愛している。」

これほどまでに潔く、そして国に対する愛情を示した敗者はいただろうか。(昔のことはよく知らないけど)
そして、孫の晴れ姿を見ることなく選挙前日に亡くなった、オバマ氏の祖母への敬意も忘れなかった。

きっと、マケイン氏には大統領になる資質があった。
ただ、彼は高齢だった。マイノリティではなかった。オバマ氏のように雄弁ではなかった。
オバマ氏にとってのクリントン氏にあたる好敵手を得られず、予備選を盛り上げられなかった。
そして何より、運を味方につけることができなかった。

不器用だけど、とても魅力ある人だと思う。
そして、まだまだこの国には必要な人だとも。

今回の選挙を身近に感じられて、本当に幸せだ。

あ、繰り返しますが 、自分は特にマケイン氏支持というわけではありません(^^;