ダンナと家訓 | ダンナ・火曜サスペンス

ダンナと家訓

ダンナのお父さん(私にとってお舅さん)はかなりワンマンな方です。

それはもう、度を越していて見ていてムカツキを通り越し、アッパレな感じがしてしまうほど、ワンマンです。

例えば、家族との食事の席。

離れて暮らしているので、たまの食事会と言えば、普通、ダラダラとおしゃべりをし、近況を話し合い、楽しいはずのお食事会。

しかし。

ダンナ家は違います。

そこはまさに戦場。

マシンガンをぶっぱなす勢いで食事を片付けていきます。

食事にかかる時間。およそ、


5分。


フレンチのコースを食べた時は悲惨でした。

全然ペースが合わない。

ギャルソンもあまりのダンナの父の食べる早さにポカーン。


早食いなのはいいとしましょう。

私も食事のスピードはかなり早いほうですし、ダラダラグチャグチャいつまでも食べないでお皿をかき回しているだけな人を見るとイライラしますしね。

でもさ、食べ終わった後、すぐに席を立つってどうなのよ!

ダンナ一家は食事が終わったら即、三々五々にどっかに行ってしまいます。

それが、家であろうと、レストランであろうと。

お父さんがそうなのですから、仕方ありません。

私はひとりポツンと残されたテーブルでご飯を食べます。

食事って一家団欒じゃねーの?

お互い忙しい身、食事の時に会話しなかったらいつ会話すんの??


そのお父さんの口癖は

『走って、何々』

です。

『走って片付けしろ』

『走って仕事しろ』

『走って食事しろ』

『走って便所行け』

『走って風呂入れ』


『走って寝ろ!』


走って寝ろ???

意味わかりません。

全くわかりません。

この家訓のせいか、ダンナ一家は揃って寝付きがいい。

全員、お休み3秒です。

私と言えば、三代続く不眠症を遺伝し、寝付きは悪い、睡眠は浅い、病院には行っていませんが、完全に睡眠障害持ちです。

しかも、ダンナ一家、全員イビキ持ち。

私は余計眠れない。

『神経質なのね~』

なんて軽く言われますが、そういう問題ではないと思います。

ダンナ家の家訓は

『時は金なり』

私の実家の家訓は


『急いては事を為損じる』


です。

やれやれ。