ご報告とご挨拶 | Oranje. オフィシャルブログ powered by Ameba

ご報告とご挨拶

みなさん、とても、とてもお久しぶりです。
こんにちは、大門由果です。


お元気ですか??


今までoranje.を見てくれて、聴いてくれた方々へ。


突然ブログ等が止まって、おやおや?と、コメントを下さった方。
本当にありがとう、そしてご心配をおかけしてすみませんでした。


この場に出てくるのに、どうしてもここまで時間がかかってしまいました。
ご報告が遅れて本当に申し訳ありません。


お気づきだとは思いますが、私はOranje.としての音楽活動に終止符を打ちました。


理由は様々ありますが、、
一番の理由は『自分の価値観でなく、人の価値観を生きてきたことに気づいた』からです。


なんか、多分うまく説明できてない。。
ここから、ちょっと敬語くずしてもいいかな。


今までね、
自分の全てがずっと嫌いで、全てを認められなくて、自分以外の人に認められれば生きていけるんだって思って生きてきた。


私にとっての音楽はね、というか、歌は、誰かに認めてもらおうとするツールで、
振り返ると、正直、音楽的なことはほとんどしてこなかったんだと思う。


しかも、本格的に歌うようになったら、自分の声も嫌いになって、許せなくなった。


何にも持ってないから、持ってるフリもしてた。持ってないくせに。


ずっと、誰かの価値観に依存して、結果とか相手の言葉で全てが左右されてた。


だから、私を見つけてくれたプロデューサーさんが、はじめて私に電話をくれて、一緒に頑張ろうと言ってくれた時、『これで私はこれからも生きてていいんだ』って思った。


なんだか極端だった。いつもいつも。


ごめんね、長いし、重い話。
でも、話さなきゃ前に進まないと思ったから、話すね。


何かに長けてないと、生きてちゃいけないっていうのが自分のルールだった。


だから、何もできない自分はダメ。
かといって、それをどうにかしようとする力は自分のどこを探してもなかった。


自分自身を愛せない私は、どんどん目の前の世界全て睨むようになった。
自分を愛せないんだから、自身以外の人や物を愛することなんてなおさらできなかった。
歌うってことをしてるくせに、誰にも心を開かなかった。


聴いてほしいのに、聴かないで、見ないでって思ってた。


そんな歪んだままの状態がある瞬間一気に崩れた。


分かりやすくいうと、精神的に参ってしまったんだね。
アクセルとブレーキを同時に押して、一行に進まないのに、ぜぇぜぇ言って疲れてる状態というか。


私を助けてくれたかけがえのない人のために、といったらおこがましいかな、
私はこれから自分のことを、どんなに浅はかで弱い、ダメな自分でも受け入れて、まず愛することにしました。
まだ全然できてないかもしれないけど、努力するね。


そこからが、私にとってのはじまりなんだと思います。
人間としても、歌う上でも。


そこから、『自分』をやり直そうと思います。


今回、この場をお借りしたのは、しっかりとご挨拶をして、次に進むためです。


最後の最後まで自分勝手でごめんなさい。


私に、Oranje.に
関わってくださった方、
手を差し伸べてくれた方、
見てくれた方、
聴いてくれた方、
言葉をかけてくれた方、


本当にたくさん迷惑をかけてごめんなさい。


本当に
本当に
本当にありがとうございました。

また会う日まで。
どうかみなさん、お元気で。


大門由果