さてさて、連休ってことで今年も来てしまいましたよ!
釧路市動物園にっ!
毎度のことですが、高速道路を使わずに一般道を深夜に運転してきた僕ちゃん。
とても疲れてしまっている。目がショボショボしすぎてヤバすぎる!
途中から運転中の記憶が曖昧。たぶん寝ながら運転してた。
こんな状態で動物園を満喫できるのか少々の不安がありますが、来てしまったものは仕方ない。
おもいっきり楽しむことにしようと思う。
まずは入口付近の掲示板に目を通しておく。
おおっ!なんと今日は類人猿のガイドが予定されているではないですか!
これは絶対に聞いておかないと!
それでは一番奥の類人猿舎を目指してレッツらゴー!
その前に…ニホンザルにエサを与えておこう。
猿山の横にある自販機で『サルのビスケット』という名のペレットを購入。
では、早速・・・。
ほ~れ、ほれ、美味しいビスケットだよ~!
お腹が空いている子は僕のとこに集合!
どうやら空腹のサルは一頭だけのようだ。
みんなにビスケットの箱をフリフリしながら見せたけど反応してくれたのは、たったの一頭だけ。
寂しいな・・・。
この一頭をマジマジと見てみると、お腹が大きいようだ。
もしかして妊婦さん?
そういうことでしたら、お腹の子の為にも栄養を取っておかないとね。
僕は妊婦サルに向けてビスケットを投げまくることにした。
サルにエサを与え終え、当初の目的地である類人猿舎へ向けて歩みを進める僕。
・・・なんか、視線を感じる。何奴!?
そこに居たのはシマフクロウ。最大級の大きさを誇るフクロウだ。
目力が凄いな・・・こんな目で睨まれたらドキドキしちゃうね。
名前は・・・アカネちゃん。ドキドキしちゃうね。
ちょっとだけ寄り道をしてしまいましたが、なんとか目的地に到着。
しかし、まだ準備中だったのか誰も外に出ていない・・・。
早く着きすぎたか。
いつもなら世界最高齢だったシロテテナガザルのオン様が出迎えてくれていましたが、残念ながら昨年の11月に亡くなったようで…。
もっともっと最高齢記録を更新してもらいたかったが、こればかりはどうにもならない。
室内からは独りぼっちになったマリアのグレートコールが聞こえている。
どことなく寂しい歌声に感じる。
類人猿舎の観覧スペースに移動し、オランウータンの部屋の方を覗いてみる。
ややっ、あの青いザルは僕がAmazonで買ったやつではないですか!
まだ壊さないで大切に使ってくれてるんだね。
これが円山だったらレンボーが秒で壊すよ秒で。
ガラス面には弟路郎の移動についても貼りだされている。
普段は円山を利用している僕にとっては楽しみなことも、釧路の人達には寂しいことなんだろうな。
弟路郎の移動が無事に済みますように。
飼育員さんによるエサの準備が終了。
そして間髪入れずに飛び出してきたプリティーガール。
りなちゃんが屋内の担当でしたか。
GWで賑わう観覧スペースを見ながら長ネギを口に運ぶ。
ネギは風邪予防になるしね。
11時になったので屋外放飼場へ。
入口の掲示板にあったとおり類人猿のガイドが始まる時間だ。
このタイミングで弟路郎は出てくるらしい。
やっと会えるね。
ガイドの終了後に画用紙とクレヨンを貰った弟路郎。
写真などでは見たことがあるけど、実際に弟路郎が絵を描くところは初めて目撃する。
なにを書いてくれるんだろ?楽しみだ。
黄色い紙に赤いクレヨンを使用し慣れた手つきでササっと書く弟路郎画伯。
どれどれ、完成した作品は・・・?
ご覧の通り画伯が書いたのは『M』の文字。
これは・・・もしかして円山動物園の頭文字を書いたのでありますか!?
素晴らしい!弟路郎は天才だ。
続いては緑色のクレヨンを使っての作品。
天才画家の弟路郎はクレヨンを歯で砕き粉末状にして書き上げる。
凡人の我々には思いつくことが出来ない天才的な発想で創作活動。
白いキャンバスに赤と緑の2色を使い分け真剣な眼差しで作品に向かい合う。
僕を含めたギャラリーは絵の完成を今か今かと待ちわびる。
完成品はこれ。
緑の森に立つ、赤い毛のオランウータンを描いたようだ。
見れば見るほど奥が深い。
今回の旅では初めて弟路郎の絵を見ることができた。
これが一番の収獲だったと思う。
あれを見れただけでも、はるばる釧路まで来た甲斐があったってもんよ。
個人的メモ。
今回の遠征での往復距離は678km。
あれれ?前回は700kmだったのに、なんで走行距離が少なくなったんだ?
札幌と釧路の距離が縮まったのか?北海道が小さくなったのか?