オレンジラフログ
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処刑執行のお知らせ 2

執行日までの数日は 真綿で首を絞められた気分だった

新聞を読んでも テレビを付けても 自分達の処刑の事は一切話題になっていない


誰かの たちの悪い悪戯かもしれない

このままやり過ごせば 案外また平穏な日々が送れるかもしれない


ただ 事実なら…





執行日初日


私は ふと かつての同級生の事が気になり 名簿を頼りに彼女たちのもとを訪ねる事にした



雲一つない晴天

道中差し掛かるガソリンスタンドには何処も 同級生はおろか従業員の姿すらなかった

やっぱりただの嫌がらせだったんだ

冷静に考えれば こんな馬鹿げた命令を政府が出す訳がない


家に戻ろう

方向転換したその背後で

ぼぅっという 何かが燃えるような音がする


振り返ると

真っ青の空に太く高く伸びる真っ赤な火柱

さっき通りすぎたスタンドからだった

処刑執行のお知らせ(夢)

ある日 家に政府からの一通の封書が届く


おもむろに封を開け 中身を確認した母親が酷く落胆する


そこには

「〇〇高等学校××期生処刑執行のお知らせ」

と表されていた


私の事だった


その書類によると 私たち(つまり同級生全員)は、非常に危険な感染性ウィルスを保有しており このままでは国民が滅亡してしまうの恐れがあるため 政府は〇〇高××期生全員の処刑を執り行う決定を下した との事


寝そべりながらテレビを見ていた私の視界が 一瞬ぐにゃりと曲がる

執行期間は3日間。いずれかの日に、最寄のガソリンスタンドで受刑するようにと記されている

ガソリンスタンド…?


逃れる者は国家をあげて追跡し その家族共々公開処刑するのだそうだ


目の前に絶望の海が広がる


続く。