母の命日 | Untitled

母の命日

母の命日です 

昨年10月の初めに 気持ち悪いと酷く辛そうだったので、救急車で病院へ

その時にかなり状態は悪いと言われたのですが

腹水を抜いて貰い、帰宅しても良いと言われました

でも、腹水を4リッターも抜いているので 心配なのでそのまま入院させてしまいました

その後 リハビリなども開始して

食欲が戻るかが重要なポイントだったのですが

あれだけ食道楽だった母が食事が美味しくないと言ってあまり食べません

食べたいと言うものを買いに走ったり 一生懸命頑張ったのですが

私の祈りは届きませんでした

食欲が落ちたり、好きなものが食べれなくなったり、沢山の苦いお薬や辛い検査

肝性脳症の発症などを思えば 今はとっても楽だと思います

でも やはり会話をしたり、テレビを観て笑ったり

手を繋いで一緒に買い物したり、お食事したりと言う

時間が恋しい とても恋しい

私は親孝行出来たのだろうか

愛情をくれた分、ちゃんと返せたのだろうか

母のベッドに座って 母が出て行ったままの部屋で

時々、思います

いくつもの大変な病を乗り越えてくれたのだな~と

時々、抱えていた病に対しての本音が出る言葉に 返す言葉が無くて・・・

昨年始めた交換日記も、母の指の訓練にと書いてもらっていました

日々の繰り言を書いてアメリカへ送ってくれた大量のFAXも

街で見かけた事を書いてくれて

外に繋がれていてバスから見える汚れ犬の事や、黒犬ちゃんの事、野良ネコちゃんの事など

最後にはいつも身体に気をつけて とか風邪が早く治る様にと 母らしい言葉で締められていました

それを読むと涙が零れるから まだあまり読み返していません


日記には沢山の感謝が書かれていました

それを見ると辛いから


こうして泣くと姫猫が心配して寄って来ます

彼女にも解っているのだと

ベッドで、ずっと母の帰りを待っていたニャオンが愛しい

悲しみを解ってくれる猫ちゃん達が愛しいです

涙は浄化になるそうなので 泣きたいときは大人になっても

泣きます 泣きたいだけ泣いています


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両親と行ったDC 私と母


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ナイアガラの滝の前で なんてジャパニーズ(笑


母の病が重くなってから Manaさんで買ったヒスイを母に持たせました

長生きをして欲しかったから

いつも母はそれを見に着けていてくれて

そのまま彼女の腕にはめたまま送りました


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ワシントンDCの桜



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フォーシーズンズホテル ホタルディナーで一泊



今日で忌明けです

でも、そんな風にはとても思えません

いつかそう思える日まで 無理せずに行こうと思っています