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作者 橋本紡


この前3冊まとめ買いしたなかの1冊。

違う本読んでたんだけど、読みたい衝動に駆られてついつい読み切る前に手を出してしまった(T_T)


俗にいう恋愛小説って言うジャンルになるんだけど、これまたイイ小説だった!!


内容は、

忘れない、忘れられない。あの笑顔を。一緒に過ごした時間の響きを―。高校で出会った、加地君と巧君と奈緒子。けれど突然の事故が、恋人同士だった奈緒子と加地君を、永遠に引き離した。加地君の思い出を抱きしめて離さない奈緒子に、巧君はそっと手を差し伸べるが…。悲しみの果てで向かい合う心と心。せつなさあふれる、恋愛小説の新しい名作。


これも本の後ろに書いてある説明ねパー笑)


説明だけだと、加地君の事を引きずって忘れられない奈緒子のツラい話、みたいな感じだけど、

なんかありきたりな恋愛小説のようなしつこさは無いって言うか、

可哀想と思いながらも巧君も奈緒子も結局は加地君にたどり着いて、
加地君の生きていた頃の思い出がとてもキレイに描かれています!


青春時代の甘酸っぱい恋模様を、成長した今の視点から忘れられない思い出として丁寧に書かれていたりして、死をテーマにしていながらも最後は前向きになれるような、そんなお話。


彼女や彼氏がいる人や、大切な人がいる人には読んで欲しいな~!

大切な人のありがたさが分かるからさ!


それではキラキラ・∀・/