最近、カウンセリング講座の開催リクエストをいただくことが増えてきました。
そろそろ本腰入れてカリキュラム作成に取り掛からないとおしりに火が付き始めています。
カリキュラムを作成するにあたって、皆さまにとって、「カウンセリング」をどうとらえているかをお聞きしています。
「カウンセリング」講座から何を学びたいか
です。
「カウンセリング」と一口にいっても、いろんな場面で使われますし、いろんな技術があります。
「カウンセリング」という抽象的な技術の中に「傾聴」「介入」「質問」「メッセージコントロール」などなど、ほかにもたくさんの具体的な技術や観点があります。
心理カウンセリングで使われる「カウンセリング」は、いわゆる「傾聴」と呼ばれる技術を差すことが多いでしょう。
いろんな施術で使われる「カウンセリング」は、「インテーク」といって「情報収集」を意味することが多いです。
整体とか、美容とか、お客さんが来て、施術に入る前にすることが多いですかね。
クライアントがどんなことを求めているのか。
どんなことに困っているのか。
などを聞くことですね。
心理カウンセリングの使われる「傾聴」をいう技術は
「聴くこと」を大事にするので、「アドバイス」などはタブー視されています。
心理カウンセリングに来るような、「状態」のお客様は
エネルギー的にも、肉体的にも、精神的にも疲れている方が多いものです。
だから、カウンセリングに来るのですが、
そういう疲れたときというのはとても正しい「アドバイス」が自分への責めにしか聞こえないことが多いです。
普通の状態だったら、屁でもない「発言」が、エネルギーダウンしている時は、「責め」と感じるのです。
こういうネガティブな考え方をするから、体調不良になったり、人間関係がうまくいかなくなったりするんだ。と人は思いがちですが、実は逆で、
体調がよくないから、人間関係にこまって、エネルギーダウンしているから、ネガティブな考え方しかできなくなる。
ということもとても多いのです。
だからこそのタブーです。
しかし、ある程度回復し、新しい自分に向けてのステップを踏み始めるときは、アドバイスやレクチャーが、お話を聞くよりも、効果的なことがあります。
このように「カウンセリング」とはいっても、皆さま何をもって「カウンセリング」といっているのか定義すら違っているところからのスタートなのです。
「カウンセリング」とは何か・・・という定義を語りたいのではなく、お伝えしたいのでもなく。
「カウンセリング」という言葉は使っているけれど、本当は、何に困っていて、どんな技術があったらいいなと思っていて、
クライアントさんにどうなってほしいから「カウンセリング」を学びたいと思ったのか
を自分に問いかけてみてください。
それだけでも
自分へのインテーク(情報収集)ができるのではないかなと思います。
これが「インテーク」の技術です。
自分にインテークしてみてください。
これがひいては、お客さまの情報を収集する技術につながってきます。
答えが返ってくるかもしれないし、返ってこないかもしれません。
でも、こういったアンテナを立てておくだけで、膨大な話の中から大切な情報をピックアップすることができますし、
お客さまも気づいていない大事なこととを提供することができるのです。
自分にインテークしてみてくださいね。
そして、できたら私にも教えてください。笑
心理カウンセラー利佳
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