こんにちは
オレンジ物語の金城です。
【完璧主義】にも、人の数だけ【完璧主義の物語】があり、
【怖れ】にも、人の数だけの【怖れ】の物語があり、
【隠ぺい】にも、人の数だけの【隠ぺい】の物語があり、
【認められたい】にも、人の数だけの【認められたい】の物語がある。
セラピーでやっているのは、
その物語を大事に綴っていくのであり、
師匠が語り、
弟子がそれを理解したく、詳しくお聞きして、
物語が綴られていくのであり、
【完璧主義】にひとくくりにするのでも
【怖れ】にひとくくりにするのでも
【隠ぺい】にひとくくりにするのでも
【認められたい】にひとくくりにするのでも
ないのですよ。
ひとくくりにしたら、
からまった「毛糸」のように、
「毛糸」だ ということが分かりやすくていいけれど、
でも、中が見えないね。
するすると紐解くと、
毛糸を構成する一本一本がみえてくる。
なんて素敵な色なんだろう。
なんて個性的な形なんだろう。
なんて悲しい音なんだろう。
なんてやさしいさわり心地なんだろう。
心がするするほどけていく。
がんじがらめの もやもやが ほどけていく。
私たちは、情報を取り入れ、保存するときに、
情報をそのまんま取り入れているわけではありません。
ある程度、保存しやすいように、分かりやすいように「変えて」
取り入れたり、保存したりしています。
「私たちは、自分のフィルターを通して世界を見ている」
ということをきいたことはありますか？
これと一緒です。
情報を「変える」方法はいろいろとあるのですが、
その一つに、「一般化」というものがあります。
「一般化」とは大きな枠でとらえ、大きなワクで話してしまうことです。
本当は毎回ちがったことが起きていて、
それぞれに違った条件があって、
ちがった人がいて、
違う思いがあって、
違う感情があるのに、
「いつも。。。」
「ぜったい。。。」
「すべて。。。」
「みんな。。。。」
という言葉で、インプットし、アウトプットします。
前と一緒。
いつも一緒。
の方が情報処理がしやすいのですよ。
それが無意識レベルで起こっていて、
「いつも同じことが起きていて、
それはずっとこれからも絶対に変わらない。」
というスタンスに凝り固まってしまうところが問題点の一つです。
「いつも同じことが起きていて、
それはずっとこれからも絶対に変わらない。」
この
かっちかちな印象が伝わりますか。
私は、こういう人間である。
というかっちかち
毛糸でいうと、ぐっるぐるな状態から、
少しずつ柔らかくしていくわけです。
少しずつほどいていくわけです。
ほわーーん
ほわーんとね、
ほどいていくと、
ほわーーん
ほわーーーんと見えてきます。
一点集中！！「つまりこういうことだ！どういうことだ！」と、視野が狭くなっていたのが、
さっと視野が広がる感じです。
いろいろ見えてくると、
そんなに環境に左右されることなく
自分の人生を選ぶことができます。
「つまりこういうことだ」とまとめるのとは逆の
「壮大なストーリー」を
ほわーーんほわーーーん
とみていくのです。
これがカウンセリングの一面です。
ズームイン だけじゃなく、 ズームアウトしながら
ほわーーーんほわーーーん
とみて行きます。
ものすごい物語が見えてきますよ。
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ココロとカラダの調律師 金城利佳
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