前回の記事
キネシオロジーで【仕事が続かない】を調整
のつづきです。
キネシオロジー で調整して、
実は自分は仕事に行きたくない
ということに気がついたクライアントさん。
ここからは、少し自分の体と対話してもらうために、
フォーカシング
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という技法を使いました。
T :それでは、静かに目を閉じて、「仕事に行きたくない」と何回か言ってみてください。
C :仕事に行きたくない。。。。。仕事に行きたくない。
カラダのひとつ一つに意識を傾けながら
「仕事に行きたくない」と言うように誘導しました。
T :今どんな感じですか?
C :すっごく泣きたい感じです。もう。。。泣きたい感じです。
これまで淡々とお話をしていたクライアントさんの感情が動き出しました。
T :「仕事に行きたくない」というと、カラダのどこが反応するみたいですか?
カラダのどこに違和感を感じますか?
C :のどです。喉が締め付けられる感じがします。
しばらく喉に意識を傾けながら、
その感覚と一緒にいたり、
対話を続けます。
しばらくすると、
クライアントさんの頭がどんどん後ろに反っていきました。
T :今、どんな感じがしているのですか?
C :こう、喉が、上にぐっと引っ張られる感じで、
首の後ろ、すごい圧迫感が。。。。
と、クライアントさんは、首をしめる格好をして、
私に教えてくれました。
首があがったまんま、
ついに、涙がこぼれました。
一生懸命我慢していたようで、
唇が震えています。
T :・・・苦しかったね。
(言葉をかけずにはいられませんでした)
大変だったね。
こんな辛い状態で、本当によく頑張ったね。
・・・と声をかけてあげてください。
クライアントさんの目からは、
もうとめどなく、涙があふれています。
もう、止めることもできず、
ただ、はらはらと涙が落ちていきました。
T :カラダは何と言っているみたいですか。
C :はい。。。。。何か言っている というよりも、、、
これ、まだ続いていたんだ・・・・。
T :?? なんですか?
C :中学校の時、もう、何もかもが嫌になって、首をつろうとしたんです。
あの時の感覚なんです。
えぇ・・・
私は息をのみました。
そんな、大変なことがあったんだ・・・・。
クライアントさんは続けます。
C :消えてなくなりたいって、ずっとそう思っていた。自分を殺してしまいましたい。って。
ここまでが、
セッションの中盤でした。
フォーカシング
(カラダを通じてココロと対話をする技法)
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を終えて、
振り返りをします。
クライアントさんは、
■消えたい
と思っていました。
■自分を殺してしまいたい。
という感じを持ち続けていたようです。
ずっと。
ずっと。中学生のころから。
頭は忘れていたけれど、
カラダは覚えていました。
仕事をはじめた頃こそは、
持ち前の向上心とがんばりやさんで
うまくいくのですが、
しばらくすると、
このB感情(消えたい・歩くのをやめたい・自分を殺してしまいたい)
が「仕事に行きたくない」という症状を隠れ蓑にして
湧いてきていたのでした。
つまり、
セラピーの核心は、
■仕事に行きたくない 仕事が続けらない
ではなく
■消えたい
ということろでした。
その核心にクライアントさんは、
セラピーの力を借りて、たどり着けました。
キネシオロジー で
■仕事が続けられない を調整し、
いくらか、辛い気持ちや体験とも向き合うことができるような状態になり、
フォーカシング で、
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それがどんな出来事だったかを思い出しました。
それは、
■消えたい
と自分を消そうとした体験でした。
つづく
ありがとぅぅぅ これだからまたまたがんばれます^-^