最近、久しぶりに故郷のグルメ探索を再開することになり、これが帰省の楽しみのひとつになっています。「松阪といえば牛肉」のイメージがあるためか「鶏肉?」という感じかもしれませんが市内には昔から鶏肉の焼肉屋さんも多くあります。その中でも特に有名なのがここ。車などでないとアクセスが難しいかなり辺鄙なところにあります。なぜこの店を知っているかというと、母の実家がすぐ近くにあるためです。子供の頃に大人に連れられて行って以来、何十年ぶりかの再訪でした。数年前には「孤独のグルメ」でも紹介されていたそうです。身近すぎて忘れていましたが本当に人気店です。
とり野菜というスープ仕立てのメニューが人気あるそうですが、ボリュームが大きく、一緒に行った母親もそこまで食べたくなさそうだったので若鶏、キャベツ、キムチ、ごはん、味噌汁を注文しました。
タレの絡んだとり肉を自分で焼くスタイルです。とり肉の種類は4種類のみ。夕方5時時点で親鶏、せせりは売り切れでした。お肉は見た目からしてもとてもフレッシュで実際口にしても柔らかくジューシーでした。更に使われているタレがちょうどよい甘さ、濃厚さでめちゃめちゃ美味しい。
火力の強いお店の設備で焼くので内側のうまみをしっかり中に閉じ込め、表面はパリッと焼きあがるようです。松阪のとり焼肉は串に刺した焼き鳥よりもこんな感じです。
こういうお店は「B級グルメ」といわれますが「B」って格付けされるのが本当に惜しいくらい。値段はA級グルメの10分の1くらいですが、「美味しかった~!」という感慨は変わらないです(A級!)。今度はもっとたくさん食べたいな~。