4月7日。大津市内、石山寺に行ってきました。紅葉の時期には何度か訪れていますが桜の時期は初めて。昨年は大河ドラマの舞台にもなり、話題になりました。石山寺の桜もちょうど満開ということでしたが、思っていたほど人は多くなく、至近の有料駐車場も十分に空きがある状況でした(駐車代金は600円)。石山寺の境内はその名の通り、ごつごつとした大きな岩石の上に祠や塔があります。

 

最初に歩いた本堂近辺の桜は満開でしたが本数も少なく、こんなものかぁ・・と思ってしまいました。しかし、ここの桜の本番はこの境内中心部ではなく本堂、多宝塔の裏側なのでした。

 

 

豊浄展の前に大きな枝垂れ桜が何本か植わっています。ゆらゆら、ふわふわと花が揺れて、下に立つと花が降り注いでいるみたいで。薄曇りであまり映えませんがこれはこれで幻想的な感じでした。

 

「桜の花は下から眺めるもの」ということを最近、彬子女王の著作で読み、今回の花見では意識して木の下から花を見上げるという形で鑑賞しました。花がみなこちらを向いてて、これまでとは違う感慨です。爆  笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

苑内にはミツバツツジもかなり咲いていて彩を加えています。

 

 

 

光堂の前に大きなソメイヨシノの木。見事な満開でした。

 

 

 

紫式部像。

 

 

広い境内をぐるりと周り、本堂下まで戻ってきました。

私の少し前をひとりの女性が歩いていたのですが、その人は本堂下にある洞窟みたいなところに入っていきました。祠の中に仏様が祀られているのかしらと順番を待っていたのに全然出てきません。(・_・;)

 

 

あれ?どうなってるの?って近づいたら通り抜けになってます。こんな看板に気づきました。内部は背中をかがめないといけませんが、大人でも通りぬけできます。

 

 

出口を振り返る。この周辺で去年もいっぱい写真を撮っていたけれど頭上の紅葉に熱中してて全く気付きませんでした。