これも先週の地元散策。天気が良かったのでカメラを手に大津市堅田へ行きました。一見地味な滋賀県、お寺の数はお隣の京都のそれよりちょっとだけ多いらしい。堅田に一休さんが20代のはじめから13年間修行したというお寺があります。つい最近になって知りました。

 

 

堅田の住宅街の中にあります。事前に連絡しておけば中も見せてもらえるようですがこの日も思いつきで出かけてしまいました。禅宗のお寺らしい、どこか気持ちが引き締まるような空気があり、こじんまりした境内ながら、いい雰囲気のお寺でした。

 

 

 

 

 

ここから先は入れないみたいです。

 

 

横棒の向こうに蛙の警備員がいました。

 

 

 

この堅田という地域、何度か歩いていますが、昔は随分栄えたのだろうと思うような片鱗が残ってたりします。昔は海賊ならぬ湖族といわれる人たちがいて漁業権や航行する船を取り締まる権利などを持っていました。京都の下加茂神社からこうした特権を得ていたのだそうです。仏教では蓮如が堅田にいたこともあります。お寺が多いところもやはりそれを支える経済的基盤があった土地だったのだろうと思います。一休さんはなんとなく金閣寺の近くのお寺にいたのかなと思ってましたが、山を越えた先になる堅田まで来て修行されていたのですね。今度はちゃんと事前連絡して住職さんの話を聴いてみたいな。

 

 

この後、近くにとっても素敵なカフェを見つけました。続きます。