京都・城南宮に行ってきました。毎年のお正月はここでご祈祷を受けています。今年は変化点にいくつか気づきました。まるでトヨタのカンバン方式でも採用したかのような合理化境内になっていたことです。
良かったことは去年以上に初詣客が多かったにもかかわらず待ち時間やご祈祷の流れ、その後の参拝など待ち時間が短縮化されており、正月ながら「待つストレス」が殆どなかったことです。しかし一方で、去年までは通常にあったいろいろな楽しみ(巫女さんの舞や日本酒授与、待合室の椅子、モニターなど)が削られていてちょっと寂しいなとも思いました。
ご祈祷を受けると神苑への入苑券をいただけるので神苑を散策してきました。これも去年まではお茶室の抹茶・お菓子券込みだったのにそれもなくなってて悲しかったです。
城南宮の神苑は昭和の小堀遠州と讃えられた中根金作氏という方の作庭です。氏のほかの作庭には二条城の清流園や島根の足立美術館などがあることを知りました。わざわざ島根県まで観に行ったあの絵のようなお庭はこの方の作庭だったのですね。そう思って眺めてみると、なんとなく足立美術館と通じるものがありそうと思えてきます。
しだれ梅や藤の花が美しい神苑ですが1月はほとんど見るべき花がありません。いくつかぽつぽつと咲いている花を撮影しました。
ここの赤松、ほんとに真っ赤。
1月になっても散らずに残っている紅葉がありました。