この週末、大阪府貝塚市で開催された一之輔さんの落語会に行ってきました。一之輔さんの落語は今年の5月、高槻で聴いて以来、約半年ぶり。「転宅」は以前も聴きましたが前回よりも断然面白く聴けました。
男女が男湯と女湯に入って交わす会話の場面があるのですが、声が浴室に響く様子とかめっちゃリアルでした。本当にお風呂の中の反響音を聞いてるみたいな一之輔さんの表現力~。同じ演目を聴いても噺家さんによってや、回数によって印象が結構違ったりします。
ところで私はこんなに楽しみにしていた落語会なのに、今回、前の席に座っていた男性のお客さんがすごい「イビキ」をかきはじめました。 その音がだんだん大きくなってきて、うるさくてステージの噺家さんの声が途切れ途切れにしか聞こえなくなってしまいました。周囲のお客さんもステージよりそっちが気になって仕方ない様子に。「ンガー!!!」みたいな音!そんなにつまらないの!
チケット完売なのに!
そのお客さんは中入りの時に帰ってしまいました。イビキのお客さんの隣にも同じ年齢くらいの男の人が座ってました。今回の会場の座席配置は傾斜がかなりあり、前の席の人の様子が図らずとも後ろからよく見えてしまうのですが、中入り時、その別の人はおもむろにポケットからお菓子を出したりしまったりしているのに気が付きました。私の大好きなこがしバターケーキだったので「あ!!」なんて思ってしまった。そういえばこの会社、貝塚あたりにあったような。
後半「薮入り」が始まったと思ったら今度はどこかから携帯の音がぴろぴろ~と鳴り出してました。なんやかんやで気が逸れてあまり落ち着いて聴けない今回の落語会でした。
今回、現地ではゆかりんちゃんとご主人も来ていて、あとで近くにあるコメダ珈琲でコーヒーを飲みました。期間限定のシロノワール、今回は「東京ばなな」とのコラボメニューでした。うん、確かに東京ばななぽい味がしました。
大津市から貝塚は高速を使って一時間半。結構遠かったです。年内に行く予定の落語会がもう一回あります。これからはそれを楽しみに。