先日18年ぶりに再会した海外時代の友人。
この日は当然昔話に花が咲きました。
彼女は「もし〇〇さん(私のこと)と出会ってなかったら、△△(現在のご主人)と結婚してなかったのよね」と言う。 そうでした。一年ほど前にこんなことをブログに書いていました。これまでの人生で私は何度か意図せず「誰かの結婚のきっかけ」になっています。
彼女のエピソードは2つめのです。これは海外時代のことでした。たまたま現地で会社を経営していた知り合いの方から「誰か事務ができる人を紹介して」と言われていて・・最初に偶然会ったのが彼女でした。当時は互いに顔見知り程度の関係で私も深い考えもなく、ごく気軽に声をかけたのでした。
彼女は一週間後に面接に行って即採用。とってもオープンでおおらかな人なので職場にもすぐに溶け込んでくれました。ある日、社長が予定していた国内出張を直前でとりやめることになりました。その際、既に予約してあった航空券(多分キャンセルできない種類の)をどうしましょうか、と確認したところ、「無駄にするのはもったいないから君が使って」と譲ってくれたそうです。
で、急遽、数日休みをとって旅行に行くことにした彼女はその旅先でイギリスから旅行にきていた今のご主人と出会ったのでした。
今週はお茶を飲みながらその話をして、そんな流れだったよね~なんて思い出し話。私とその社長がいなかったら・・・彼女は今のご主人とはまず出会うことはなかったし、そうなると今の二人のお嬢さんもこの世に存在していなかったということ? えー、それってすごい。
前回会った18年前、二人の娘さんたちはまだ小さくて、手をひいて動物園や温泉に行ったのに・・時の流れは速いです。現在、上の娘さんは大学を卒業し起業、下の娘さんはPhDをとるために学業邁進中とのこと。在籍する大学もハイレベルなところで成績もトップクラスなんだそうです。知る限り、彼女は「教育ママ」とは対極にあるようなゆるゆる、自由人でした。二人ともこんなにうまく育つとは~と感心するばかり。
当時は顔と名前しか知らない程度だった私から仕事を紹介されてどぎまぎしたそうです(笑)。たいして知らない人にも声をかけてしまう私でした。
彼女の前に別の人に会ってたらその人に声をかけていたと思います。たまたまあの日、あの時に、っていうごく小さいことがそのあとの人生を変えてしまうほどに影響することがあるのだと思い返しました。私はこれから春と秋に遊び相手ができてありがたいかぎりです。