11月11日晴れ。日本に帰国している友達とJR京都駅で待ち合わせ、ちょっと歩いていける範囲のところ・・と思いついた渉成園まで行きました。京都駅近くにありながら、中に入るのは今回が初めてでした。
かつて生垣に枳殻(からたち)が植えられていたことから「枳殻亭(きこくてい)」ともよばれています。近くにある東本願寺の飛地境内です。門を通って最初に視界に入ってきた高石垣の石組みが現代アートかのようでときめきました。笑
礎石、石臼、自然石などを組み合わせて築かれています。細長いのは石橋用の切り石?よくこんなので崩れないなあ、なんて思いましたが、この石垣技術すごいですね。
紅葉はまだまだ。
印月池(十三景)。
渉成園の中心となる広い池。池の周囲を歩いて回る「池泉回遊式庭園」です。ここで出会う人たちも8割くらいが外国人。でも思ったほど混んでいませんでした。
ユニークなかたちの建物。山門にあたる位置なので一階部分が抜けているのですね。二階は四畳半の部屋があるそう。周囲に桜並木があることから傍花閣と呼ばれています。
反り橋。侵雪橋(しんせつきょう)。ここも渡れます。
いろいろ蘊蓄や印象を書いてみたいところですが、園内では友達と喋ってばかりいてあまり周囲をよく観察していませんでした。それからこの日は観光するつもりはなかったのでカメラも持っていなくてスマホでの写真になってしまったのも後悔ポイントです。
こじんまりとした小さい敷地ながら実際はこの何倍も見るべきスポットが多くあり、京都らしい繊細さと優美さを併せ持つ素敵な庭園でした。紅葉の頃、積雪の日、あるいは桜の頃に再訪したいです。