小浜市の阿納(あのう)にふぐを食べに行ってきました。この地域ではふぐの養殖が行われていて「若狭ふぐ」というブランドで知られてます。ふぐ料理を出す民宿がぎっしりと固まるように密集しています。漁村は家と家の間隔がとても狭く、隣家が接近している感じが特徴的ですね。

 

 

 

 

 

お部屋に通してもらったら既に殆どセッティングされていました。着席してからふぐ刺しと鍋の具を運んできてもらいました。鍋もその後の雑炊も自分たちでという形式のようです。

 

 

 

コリコリした歯ごたえが良い河豚の湯引き。

 

てっさ。フグを食べるの久しぶりです。ぷりっとした弾力を楽しみ、かみしめながらうま味を味わいます。あっという間になくなりました。

 

 

 

次は鍋。お湯が沸いてきたら中の昆布を取り出し、具材投入。

 

 

最後は雑炊。タイガーのジャーからご飯をいれる。

 

 

デザートはこんにゃくのスイーツ。湯飲みにかわいい河豚のイラストが描いてありました。

 

 

新鮮で食感のよい美味しい河豚をいただきました。ただ、出汁をとるための昆布が、「え?」と思うほど小さくて(笑)、殆ど出汁が出てなかったような。あと、二人で行っているので雑炊用の玉子も一個じゃなくて二個にしてほしかった~💦 

 

以前に住んでいた三重にも安乗(あのり)という河豚で有名なところがありますがそこでは同じ金額なら揚げ物なども提供されていたと思います。個室ではないから割安だったのかな。白子のから揚げなど絶品の美味しさで、是非食べたかったのですが、そういうのはお昼のメニューにはないようでした。

 

 

お会計を済ませたあとにせっかくなので阿納界隈を少しだけ歩いてみることにしました。自宅から20分程度、車を走らせているだけなのに漁村までくると随分遠くまで旅行しに来たような気持ちになります。しかし北陸特有の暗い冬の空でした。パソコンに取り込んで画像をみてもどれも光が足りなくて暗く映ってしまったので、明るさが出るように多少の修正を加えました。

 

 

海岸に出てみました。若狭湾は蟹の両手に守られたみたいな形をしており、日本海の割には荒波が少なく穏やかな海面の日が多いです。夏はここ海水浴場として使われるようです。

 

 

 

 

大きな松の木!枝を下に垂らす様子、存在感がありました。

 

 

 

1月上旬、日本海側では春はまだまだ遠いです。

 

 

 

 

10分程度の散策でした。