元日に遡って、地元での初詣のことを書きます。一日はあまりお天気が良くありませんでした。例年通り、最初に自宅近くの神社にお詣りしてから、毎年出かけている八幡神社へ。お正月の明るい気が満ちた雰囲気が結構好きなんです。
まだまだ時間もあるし、ということで若狭彦・若狭姫神社にも行きました。普段は暗いと感じる若狭彦神社もこの日は初詣客が多く、違う雰囲気でした。
かつては大陸からの玄関口であった若狭。この神社もとっても古い歴史があるとされてます。神話では男女の神様だけれど私はこの人たちは大陸からやってきた支配者的な人たちだったのではと想像してます。
最後に若狭姫神社。ここの境内は明るい空気が感じられて好きなところ。参拝客も多かったです。といっても都会のように行列を作るほどではなかったけれど。
ここの巨大一本杉、やっぱりすごい。
鯖街道にあったという石灯篭。
この後、自宅に戻ったところであの地震!まもなく津波警報が出されました。私たちは海から離れたところに住んでいるので多分大丈夫だろうと思ったけれど、自宅のすぐ近くを大きな川が流れているし、万が一の万が一のため・・と車で山のほうへ避難することにしました。
しかし、山・・ってどこに行けばよいのだろう。より海から離れている若狭町のほうへ向かうことにしました。途中、国道沿いにあるパチンコ屋さんの前を通ったら駐車場は満車状態。どうも誰も避難に動く様子がありません。交通量も普段と同じ。急いでいる雰囲気も特になくて、我々の行動ってちょっと大げさだったのかしら?とも思いましたが。💦 で、そのまま車を走らせていたら高島市まで来てしまったので、この辺でご飯でも食べてこうかということになりました。
年末にがんばっておせち料理を作ったけれど、結局食べたのはファミレスのカキフライ。笑
福井県に引越してくる7年前、社宅として借りてもらう部屋を下見に来たときに候補の一軒が海のすぐ近くでした。東海地方に住んでいた当時、「いつか南海トラフが」という思いが常にあったので、「万が一、津波があったら怖いので海の近くは避けたい。」と案内してもらった担当の方に伝えたら「こちらでは過去に一度もそんなことはありません。」との返事でした。過去に一度もなかったからといって将来もないわけはない、と、最終的に決めたのは内陸部にある物件でした。今回、数十センチ程度で済んだから良かったけれど福井県にも津波がきた。7年前のそんなことも思い出した元日でした。
最近のファミレスはこんなロボットが運んでくれるのですね。高島市の安曇川にあるファミレスなので「あどっち」という名前らしいです。動きがかわいい。